出版社内容情報
酒とバットをひっさげて一打席に命を燃やす景浦安武の代打屋人生。あらゆる世代を魅了する超ベストセラー。
▼第1話/鷹匠▼第2話/期待に応えて▼第3話/トラ節句▼第4話/円タクの騎士▼第5話/時は金なり▼第6話/褐色のプロフェッショナル▼第7話/振られて万歳▼第8話/酔いどれ▼第9話/立てば歩めの●登場人物/景浦安武(通称あぶ。南海ホークスの代打専門打者)、サチ子(あぶの妻)、桂木虎次郎(大阪・ほとけ横丁の大衆酒場「大虎」店主)●あらすじ/開幕以来、7打席で3本のホームランを放ち、絶好調のあぶ。しかし、予想以上のあぶの活躍に虎次郎はかえって不安を感じる(第2話)。▼オールスターを終えてなお好調を維持し、ホームランダービートップを走るあぶ。このままいけばホームラン王も夢ではないと思われていたあぶだったが、ある日の試合で頭部にデッドボールを受け、退場してしまう。翌日の試合にはいつも通り出場するものの、あぶは身体に異常を感じる…(第9話)。●本巻の特徴/とりつかれたようにホームランを量産し、プロ入り以来、初めてタイトル(ホームラン王)に手が届きそうなあぶ。代打のみの出場でタイトルが取れるのか、あぶさんファンならずとも、興味深い。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
221
あぶさんの第25巻は、愛息子・景虎くんが生後四か月で寝返りを打ち九か月で早くも歩く大物ぶりを発揮したのにつられるように、あぶさんは8月中盤で代打HRを22発打ってホームラン王も夢ではない絶好調その物のシーズンなのですよ。でも「好事魔多し」の諺通りで本書のラストでは暗雲が漂う展開が待っていまして大丈夫なのか?と心配になりますね。逆境に強いあぶさんですから何とか今回も無事に切り抜けて欲しいと心から願っていますよ。景浦は3打席に1発のペースで本塁打を量産してきたが各チームの投手が決め球にスローボールを投げだす。2022/02/28
山田太郎
22
代打でホームラン王くらいならかわいいものな気がする。結局ホームラン1000本でヒットは3000本くらいいってないの。名球会は入ってないのかというか最近名球会入りの話もでないようなと。2019/05/05
洪七公
3
既読本1993/01/06