出版社内容情報
大型選集「谷口ジローコレクション」第6弾
その男は、群衆の中でも奇妙に人眼を引いた。
身体が大きい、背が高い男であった。
だが、その大きさだけのせいではなかった。
流浪の格闘家・丹波文七。
どこまで行けば強くなれるのか。
どこまで鍛えれば無敵になれるのか。
どこまで闘えば最強と呼ばれるのか。
ただひたすらに強さを追い求めた
一人の男、戦いの軌跡。
夢枕獏と谷口ジローによる究極の格闘漫画が
最高品質の印刷技法で鮮やかによみがえる。
サイズは迫力の大画面B5判。
最新のスキャン技術と最高品質の製本を駆使し、
谷口ジローの名作群が全く新しい姿で登場します。
世界中で数々の漫画賞を受賞した谷口ジロー、
初の本格選集! 第6弾『餓狼伝』をご堪能ください。
●各巻に購入特典として別冊小冊子『「紙」が語ること 谷口ジローの世界』を封入。今回の別冊小冊子では、原作者・夢枕獏氏の評論を掲載。
【編集担当からのおすすめ情報】
近年、『孤独のグルメ』を筆頭に、『歩くひと』のドラマ化、『神々の山嶺』のアニメ映画化など、代表作が次々と映像化され、盛り上がるを見せる谷口ジローの世界。
2023年も以下、大きな展覧会が2つ控えています。
●『歩く 描く 谷口ジローと清瀬』2023年1月21日(土)~3月19日(日)
清瀬市郷土博物館(東京都清瀬市)
●『描くひと 谷口ジロー展』2023年3月18日(土)~5月14日(日)
北九州市漫画ミュージアム(福岡県北九州市)
内容説明
流浪の格闘家・丹波文七がプロレスラー・梶原年雄に喫した、たった一度の敗北。雪辱を果たすための鍛錬の先に見たものは。男は、なぜ戦うのか。肉体と肉体が衝突し、「強さ」とは何かを問い続ける、格闘漫画の極致。
著者等紹介
谷口ジロー[タニグチジロー]
1947‐2017。鳥取出身。1970年代より青年コミック誌を中心に活動。『犬を飼う』で小学館漫画賞審査委員特別賞、関川夏央との共作『「坊っちゃん」の時代』で日本漫画家協会賞優秀賞、手塚治虫文化賞マンガ大賞等を受賞。1990年代半ばに『歩くひと』がフランスで紹介され、以後『遙かな町へ』、『神々の山嶺』(原作:夢枕獏)はじめ多くの作品がヨーロッパ、アジア、アメリカで高く評価される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
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剛腕伝説
TAKA0726
こけこ