ビッグコミックスイッキ エンゼルマーク

松永豊和

小学館（2002/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 231p／高さ 20cm
• 商品コード 9784091793324
• Cコード C0079

出版社内容情報

姿を変え、形を変えて、いつも僕らの身近にいるエンゼルたち。日常に疲れたとき、鬱屈した気分を発散したいとき、チョットのぞいてみて下さい。ほら、天使の囁き声が聞こえてくる……。

▼第１話／車輪達▼第２話／夢宙蒲団▼第３話／幻蟲姫（前篇）▼第４話／幻蟲姫（中篇）▼第５話／幻蟲姫（後篇）▼第６話／ 愛童神▼第７話／天使迷妄●あらすじ／歩く。老婆が乳母車を押しながらコトコト歩く。前方から別の老人が、やはり乳母車を押しながらコトコト歩く。合流を繰り返し、いつしか老人と乳母車は巨大な群衆と化す。そして、無数の乳母車から突如現れ出た無数の“エンゼル”が空高く羽ばたいてゆく…（第１話）。●本巻の特徴／日常の何気ないワンシーンに、いつも唐突に現れるイタズラな天使たち。時には大群で空を舞い、あるときは巨大化し、またあるときは人間との恋の悩みに堕ちてゆく…。どこかヘンだけど、実はとっても愛らしい彼らに、最近ハマってしまう人が続出中！　鬼才・松永豊和がイッキ誌上で切り拓いた新境地。満を持して、ここに登場！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[今庄和恵＠マチカドホケン室コネクトロン]

美しい物語。著者の中にいる天使の存在、忘れないで、思い出して。

2014/10/23

[doradorapoteti]

なるほど

2013/12/23

[fuchsia]

せりふの少ない話の方が作品的には面白い気がします。

[llll']

.

2020/02/22

[さとさとし]

乳母車を押す老婆の後ろを、老人たちが群れをなして歩いていく。そして老人たちは天使に変化し、老婆を護って飛んでいく。というシュール&映像ドラッグのような話から始まる短編集。ビジュアルの天才の作品って感じ。 少年が森で捕まえた虫は小型の女性のような見た目で、指でいじっているうちに、興奮し、性に目覚めるといった内容の幻蟲姫は小学生に読ませたらトラウマになりそう。

2019/07/13