スピリッツじみコミックス<br> じみへん 〈2〉

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スピリッツじみコミックス
じみへん 〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 177p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784091790927
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

出版社内容情報

小市民にしか共感できない、「じみへん」な笑いがいっぱい。15コマのなかには小市民の悲哀・郷愁・感動・幸福が溢れてる。哀しくておかしい、おかしくて哀しい、読後感も「じみへん」などこまでも「じみへん」な本。

▼じみへん第81?160話●本巻の特徴/誕生日が近づき、欲しいものが見つからないでイラだつ子供(第135話)、電車に乗ったとたん、周りの会社員たちにいちゃつくカップルにからむよう期待される工員風の男(第140話)、ドナりつけられるウェイトレスのいるレストランを開業した夫婦(第147話)が登場、世の中みんな病んでいます。今回の著者のコラムは「東京について」「相撲について」「車について」「酒について」「山について」「お風呂について」「ポルノ映画について」。著者のあとがきには「一つ一つはたいして面白くないと思っていたのにまとめて読むとけっこういけるじゃないかと錯覚できる」というじみへん単行本推奨の言葉が載ってます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

またの名

7
下世話なネタとちょっと理屈っぽいネタがだんだんと増えてきた二巻。飼っていた犬が成長したので屋外飼いに移行しようという提案を嫌がる子どもたちへ犬は家族の一員ではなく畜生だと言い放つ父親に、母親も差別だと抗議、しかし言い争っているうちに「たかが犬のことで」と漏らしたばかりに矛盾を突かれ負けを認めざるを得なくなった母親はしぶしぶ「健次郎は犬畜生なのよ」と不必要にシビアな現実を子どもたちに諭す。いつでも卑俗な日常の一コマしか描いてないのに無駄に論理的な思弁が立ち上がり、鋭い批評であるかのような謎の含蓄に富む漫画。2017/05/25

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