感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青龍
11
Kindle(読み放題)にて、ぶんか社版を読んだけど、登録ないためこちらに書き込み。こちらの版は発売時に購入したので、押入れのケース内に眠っているはず。たがみ先生の、初期作品集で、私の50年近い漫画人生の中でもベスト10に入るくらい好きな本です。まだ、絵が精錬されてないけど、この仄暗さがいい。この頃から「軽井沢シンドローム」「我が名は狼」「ナーバス ブレイクダウン」頃の作品が、一番好きです。最初に読んだ時、主人公たちが大人に見えたけど、読み返して「あー、若いなー。」と思え、良くも悪くも青春している。2017/01/13
ぶんぶん
10
【再読】 懐かしくなって本棚から引っ張り出した。 初期の短編集だが「たがみ」らしさがコマのあちこちに見える。 民話を題材にした話から徐々にルポルタージユ形式になっていく。 デビュー作の「ざしきわらし」が光る。2017/02/21
wang
1
著者最初期の作品集。伝記もの。幽霊や座敷童雪ん子など各地の霊的伝説を現代によみがえらせ男女の恋愛に絡めた物語。まだ人物の顔や全身図などのデッサンが定まらず線も弱々しい。それでもキャラクターの面影はあるし、2次元ギャグキャラの片鱗も見られる。小諸周辺が舞台になっていたりカメラマン、漫画家が主人公。ラクカ的喫茶店が出てきて雪山などでの幽霊にまつわる伝奇伝説などなど将来の作品につながる根っこはしっかり存在する。2014/10/10
ito_mojo_takashi
0
☆☆☆★2016/10/06