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出版社内容情報
デビュー作『ルルとミミ』から、小学館漫画賞受賞作『11人いる!』まで、永遠に輝き続ける萩尾ロマンの金字塔、全17巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
32
目覚めよ神話 時の夢よ すべからく すべからく 世はこともなし… ■小鳥に育てられたお人形の記憶、天使を待ちわびた少年の孤独。歳を取らない永遠の少年達が、束の間 青年の顔を見せた巻でした。喜びと 悲しみと 達観と、その先にたゆたう柔らかな世界。世はこともなし (初出 1973〜1975年)2020/01/16
sin
26
リデル人形:相容れぬ2つの種族、人は誰でも自分だけの世界を持っている。たとえそれが真実だとしても時は容赦なく物語に、いや移ろいやすい記憶に変えてしまう。忘れ去る世界。幻、いや現にしたところで忘却の彼方に消え去って行く、今この瞬間がいかに確かな存在だとしても今この瞬間は存在し得ないのだから2014/09/14
みっちゃんondrums
13
「小鳥の巣」収録。イギリス人であるエドガーのセリフ『単純 ドンカン ぐず バカ ガンコ これすなわちドイツ人 加えて短気』が、ドイツ人生徒たちを怒らせるシーンがある。小学校高学年、ペニー・レインとかギムナジウムとか、いろいろな知識を少女マンガから得たのだ。2016/06/02
まふぃん
11
「小鳥の巣」を読みながら、トマ心に思いを馳せる。2020/02/04
はる@夏の霜
1
「小鳥の巣」は読んでいてドキドキしました。エドガーとアランの二人が持つ、見かけの年代の少年らしい残酷さと、人外のモノであるという恐ろしさ、悲しさから惹きつけられます。 この二人だからこそできあがっているお話。これがメリーベルとエドガーだったらまた違っていたと思います。2012/09/30