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出版社内容情報
大丈夫ですよ。いなくなったりしませんよ。
見た目はかわいらしいおんなの子のハッカ。しかし、中身は御年数えで八十歳のハッカばあや。ひとり暮らしのぼっちゃまをお世話するため、不思議な薬で体だけ少女になったという。
少女と青年、老女と青年、どちらにせよ年の差共同生活は今日もにぎやかです。
ハッカの故郷から送られてきたすだちで、晩ご飯はすだち尽くし。すだちシャンプーとすだち石鹸、香りはいかが?……「ハッカとすだちと」
塾の先生をしているぼっちゃまの姿をみて、立派に成長したことを喜ぶハッカ。しかし、その晩、ぼっちゃまを叱りつけることになり……「叱られて」
ぼっちゃまの生徒が家にやってきた。同居しているハッカと出会い……「雪の降る前」
“いみがわかりませんわ”そう言いながら鏡の前でファッションショーを……「春の足許」
夏の夜の庭にただよう蛍のように淡い存在……「なつやみ」
ハッカが見つけた一枚の写真。写っているのは妙齢の女性。ぼっちゃまついにご結婚?……「雨上がりに」
一話読み切り形式、全6話を収録。
【編集担当からのおすすめ情報】
かわいい女の子にかいがいしくお世話されたいと思ったことは、誰だってありますよね? そんな人類に普遍的な願望をお持ちの紳士諸君に贈る物語です。少女だけど少女じゃない。でも、やっぱり少女。そんなハッカの魅力をご堪能ください。
三浦 靖冬[ミウラ ヤスト]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
天の川
17
昭和の匂いが漂う絵柄。坊ちゃまが心配で押しかけてきた80歳のハッカばあやが先祖伝来の薬を飲んで10歳の少女に若返ってしまい…。色恋抜きの二人の生活がまるでお伽噺を読んでいるようだった1巻に比べ、今回はほんの少しロリータっぽいかな…。どこまでも坊ちゃまの心配をし、夢は坊ちゃまの結婚式に列席することというハッカ。いつ老女に戻るのか?本人は老女に戻ることを望んでいるのですが…。見た目と言動のギャップが何とも可愛いので、このままの日々が続きますように…2015/02/28
河瀬瑞穂@トマト教司祭枢機卿@MMM団団長
13
えっと。なんだろう。これ以上の「魅力的なロリババァ」が居るだろうか(笑)ノスタルジックでありながら最先端の萌えを目指している気がします。個人的に最注目作のひとつ。2014/11/20
いっちゃんず
10
「ハッカばあや」が何故か若返って少女になり、塾の先生をしている「ぼっちゃま」のところに押しかけて…というお話の2巻。背景を描き込む漫画家さんはいるけれど、これほど人物と背景のタッチが合致した絵を描ける人はいないと思う。しかも描く少女は色気が匂い立つよう。てっきりそちら系の男性が描いていると思っていたら、三浦靖冬さんは女性とのこと。世の中にはすごい人がいたもので。2014/12/03
はる
9
借り本。雰囲気も絵も好きなのだが、どうしよう。婆さんであるはずのハッカのしぐさが幼女過ぎてねぇ…。それでしっかり家事をこなしていろいろ気もまわして…。まぁメルヘンだと思えば良いか。どんどん季節も移ろうけれどどこに着地することやら。この巻、すだちの香りにうっとり。ポテトサラダに入れるか!夢にも思わなんだ。2015/10/22
文月葵
8
母性溢れる年上幼女というコアな属性を持つ紳士にとって、この漫画は国宝の域。いつ、どのような形で終わりを迎えるかも分からない、少女の姿となった薄花と過ごす幸福な時間。未来は正に闇の中なのです。本作の読者の多くが希望と不安の中見守っているのではないでしょうか。美味しそうな匂いが漂ってくるような食事描写は魅力の一つ。この生活がずっと続けば良い。そう願わずにはいられません。しかし薄花の色気が半端ないですね。史の告白も強ち冗談ではないのかも?でも中身はばあやなんですよね。その薄花と結婚...なんとも複雑な心境です。2014/11/23
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