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出版社内容情報
南アの悲しい歴史とともに紡がれる音物語。
南アフリカ・ケープタウンに住む天才楽器修復師・コーネリア。同居中のお茶目なケープペンギンの恋路の末路を知ることもなく、今日も持ち込まれた楽器の修理とともに、訪れる人の心を癒やしていく。
『トロイメライ』『タイム・アフター・タイム』『18 And Life』などクラシックからポップス、ロックの名曲とともに奏でられる心を洗う優しい物語。そこに見え隠れする南アフリカの長く悲惨な時代に、いったい何があったのか?ヒロイン・コーネリアの過去、コーネリアの父親代わりのトマス神父の放蕩時代、そして思いを寄せるアレンからの告白……今、物語は佳境へ!
【編集担当からのおすすめ情報】
スキッド・ロウの『18&Life』、Breadの『If』、シンディ・ローパーの『Time After Time』からクラシックの名曲『トロイメライ』『人知れぬ涙』まで……音楽を脳内再生しながら楽しめば、この物語の味わいも2倍になります。ヒロイン・コーネリアのあまりにも凄惨な過去を垣間見つつ、国と家柄と過去を乗り越えて結び付いていくコーネリアとアレンの絆に、ご注目ください。
Track9 トロイメライ
Track10 18 And Life
Track11 Time After Time
Track12 天使ミサ
Track13 人知れぬ涙
Track14 If
尹 仁完[ユンインワン(イジンカン)]
著・文・その他
金 宣希[キム ソニ]
イラスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
清村葉月
4
物語が核心に突入していく『人知れぬ涙』『If』まではいつものお話。これまではコーネリアよりも修理客を中心とした話でしたが、ここからコーネリアの身辺を中心に大きくお話が動いていきます。私は既に連載で続きを読んでいますが、話の途中まででもちょっと心が締め付けられる感じです。早く最後まで読みたい。2011/12/30
Kazuyo
3
南アフリカの義足天才楽器修理技師コーネリアの元に届けられた楽器をめぐる物語3作目。登場曲はトロイ・メライ、Skid Rowの18 And Life、Cyndi LauperのTime After Time、グレゴリオ聖歌ミサ曲第8番De Angelis、ドニ・ゼッティ歌劇「愛の妙薬」より人知れぬ涙、BreadのIf。前作までは楽器の持ち主の話が中心だったが、今作はコーネリアや登場人物を中心に展開。トマス神父が元伝説のロッカーだったとは!コーネリアの義足の理由にも驚き。続きが気になります。2012/01/16
うにやま=ゆぅ
2
★★★☆☆ 一話完結から変わり、物語は楽器から主人公コーネリアの過去の話へ。2013/10/16
蒼吉@読メ再開しました
1
神父様の過去、コーネリアの過去が明かされた。しかしながら、意外なところでつながっているとは。楽器を通して、いろんな人の想いが現れる。今も、こんな現状を味わっている人がいるということに、結びつけて考えられるのか。何が大切なのかは、本当に人それぞれなんだよね。2012/06/15