サンデーGXコミックス<br> 素晴らしい世界 〈2〉

個数:
電子版価格
¥693
  • 電子版あり

サンデーGXコミックス
素晴らしい世界 〈2〉

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月13日 16時50分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ コミック判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784091572127
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

▼第10話/バードウィーク▼第11話/雨のち晴れ▼第12話/砂の城▼第13話/おやすみなさい▼第14話/月となると▼第15話/ウィスキーボンボン▼第16話/素晴らしき世界▼第17話/あおぞら▼第18話/春風▼最終話/桜の季節●あらすじ/コウタ少年は、医者の父親から「父さんのようにエリートになれ」と勉強漬けの日々を送らされてきた。反発した彼は、とある英才教育塾から普通の塾に移り、テスト用紙を折り紙にしたり人生について語ったりしてみるが、隣の女の子からは「キミって子供だね」と言われてしまい…(第10話)。▼浪人生のタエは、なぜか毎年梅雨の時期になると家出を繰り返す。そして今年もその時期を迎え、タエの様子がおかしくなってきた。父母のいないこの家で、家族の面倒を見ている看護婦の姉や大学生の兄は、そんなタエを心配しながら見守っていたが、今年もやはりプイッと家出してしまう(第11話)。●本巻の特徴/アル中のOL、小学生時代を懐かしむ女子中学生、リストラ寸前の雑誌編集長と父親になったばかりで戸惑う編集者、屋台ラーメン屋のオヤジ、やる気のないコンビニ店員、心やさしき浮浪者など、本巻も多彩な面々が登場するオムニバスコミック。最終話に向けてキーとなるキャラクターとして、死神(?)なども登場。人々が暮らす街に蔓延し始めた、ある幸せな奇病とは…?

浅野 いにお[アサノ イニオ]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゼロ

85
完結。連作短編集で、2002年にあったモラトリアムな雰囲気が作品に詰まっていた。後半からファンタジーな雰囲気になり、桜の景色と共に物語が収束し、終わった。このまま世界が続けば良いのに…というのは、見方を変えれば、一つの呪いになる。捻くれた著者だけど、前向きに素晴らしい世界だと肯定するのは良いかもしれない。作中にあるポエムを含めて、若い時にしか書けない恥ずかしさと青さがあった。なんていうか20代って感じの作品でした。2024/07/10

RYOyan

14
最終話でうわーぁんと来た。季節のある国に生まれて良かった。これ最初読んだ時、20代で老成してしまったかのようなこの感覚か・・・と、若干違和感を感じたけど、改めて読んでみたら、いにおニズムの原点みたいなものを見つけた気がして新鮮だった。2015/10/04

a

12
下巻の終盤は浅野いにおらしい退廃的なSF要素が強くなっていました。上巻で唯一、変化がないことを幸せだというオチをおいていて違和感のあった「untitled」の登場人物を、最終話「桜の季節」でああいう形で持ってくるのはニクいなぁと思いました。主人公の男は、作中一番辛い状況だなぁと思いつつ…見開きで彼女が桜を触れるシーンは感動的でした。この、刹那的な美しさを感じる瞬間があるからこそ、人は生きられる、いや、生きたいと思うんでしょうね。浅野いにおの言葉を借りれば、生きていればきっと、いつかどこかでいいことがある。2015/09/11

九鳥

11
こっちの話では一見悩みなんてなさそうな人、に別の話では別の角度から視点が当たるのがいいな。このままゆるく曖昧に幸せで不幸な感じのまま進むのかと思ったら意外な結末。読後にタイトルがまた余韻を残す。2009/09/21

多田幾多

8
たとえ昔の記憶が美しくても、いつまでも過去にしがみついていたら前には進めない。だから前へ進もう。この下らなくって不条理で、愛おしい、素晴らしい世界とともに…2013/04/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/576578
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。