ヤングサンデーコミックス Ｓｅｘ 〈７〉

上條淳士

小学館（2005/05発売）

• サイズ コミック判／ページ数 220p／高さ 18cm
• 商品コード 9784091531872
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

"沖縄、福生、横須賀……基地の街を""恐るべき子供たち""が駆け抜ける！　1988～92年に描かれた、伝説の上條ワールドを初の完全単行本化!!"

"▼第57話／風に順いて呼ぶ▼第58話／Fed Up▼第59話／軍艦ビル▼第60話／極道ツブシ▼第61話／balance of terror▼第62話／CAPTURED▼第63話／クラインの壷▼第64話／レインメーカー▼第65話／BYE BYE BABY▼第66話／X Y & ZEE▼第67話／THE GOOD, THE BAD AND THE UGLY▼第68話／SEX III～Here We Go Again～▼ILLUSTRATION WORKS／another SEX▼COLOR ILLUSTRATION WORKS／SUPER SEX●主な登場人物／カホ（斉藤果歩。成華高校1年。繊細な感性と大胆な行動力を持つ魅力的な女の子）、ユキ（カホが沖縄で出会った色盲の青年。ナツと行動をともにしているが、その素性は謎）、ナツ（菊池夏。武蔵野西高校1年で、カホの幼なじみ。6年間の沖縄生活を経て、東京に戻ってきた）●あらすじ／爬龍会初代会長の本葬儀会場。なんとそこに死んだはずのヒガが姿を現わした。当然、抗争の黒幕・川平と一触即発の空気が流れるが、参列者に紛れ込んでいたユキ（♂）が、絶妙のタイミングでヒガを助太刀!!　ナツが仕掛けた爆弾も派手に爆発し、ヒガの舎弟分ともども無事に撤退することに成功したのだが…（第57話）。●本巻の特徴／ヒガの復活で抗争が最終段階に突入していく中、ナツが敵の銃弾に倒れた!!　さらに、そ"

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[めめめ]

再読。

2016/07/21

[justdon'taskmewhatitwas]

あるマンガ家が｢本当に描きたいのは一瞬の画なのだが、そこに行き着く迄の説明的な場面を延々と我慢して描いていかなければならない｣と言っていたが、描きたい画だけを並べてから通す話筋もあっていい。コマとコマとの間を読み手の恣意的な解釈が埋める。寓意、暗喩、──嵌れば嵌るほど黙した余白に読者側の器量が試される。

2024/04/13

[あさひ]

スタイリッシュと言えば『上條淳士』だ。80〜90年代の作品なのに、ファッションを全く古臭く感じないのはなぜだろう？ オサレな絵と雰囲気を十二分に堪能しました。ユキ、ナツ、カホ、3人の温度の低い、だけどお互いを必要としている関係性が好きだったな。これ、完結してたんですね。

2015/06/21

[あるふぁ]

結局なんだかよくわからないままに始まって、終わった物語だけど、とりあえず上條淳士印のスタイリッシュでクールな絵柄に目は癒された。よくわからないボケだったり、モモちゃんだったりto-yのころから変わっていない部分もある。殺伐としているのに、血生臭くないのは上條淳士の特徴かなとも思う。「記憶ってのは……。始まりとか終わりとか無いもんだな」ユキのこのセリフが一番かっこよかったな。

2015/02/07

[Junichm]

Your pretty face offends.Because it's something real that I can't touch.Eyes,Skin,Bone,Contour,Language as a Flower.You are pure,You are Snow.We are the useless sluts that they mould.Rock'n Roll is our epiphany Culture,Alienation,Boredom and Despair.

2016/01/15