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出版社内容情報
●あらすじ●ある日、のび太たち五人は、地下の空洞に自分たちだけの部屋を作ることにした。そんなとき、スネ夫が空洞の奥底で驚くべきものを目撃する。翌日、家からビデオカメラを空洞に持ち込んで決定的瞬間をとらえようとしたスネ夫は、多奈川に沈んだはずの自分のラジコンと遭遇し、こわくなって走り回るうちにのび太たちとはぐれてしまう。残る四人は、スネ夫は先に帰ったと思い、それぞれ家路につく。どこでもホールがこわされ、二度と空洞に行けなくなってから、スネ夫がひとり空洞にとり残されていることがわかり、四人は大パニック!! しかし、スネ夫が落としていったビデオカメラを手掛かりに、多奈川の底が空洞に通じていることを発見した四人は、意を決してスネ夫の救出に向かった。空洞に通じる川底の穴を見つけ、さらに奥深く進む四人の目の前に現れたのは広大な地底世界と、そして、なんと恐竜たちであった!! 驚天動地の大長編シリーズ第8作!!
藤子・F・ 不二雄[フジコ エフ フジオ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
89
地底の世界をテーマにした作品。地球の歴史に触れた作品が多いなぁ。2014/08/18
海猫
79
これ読んだつもりが、知らない内容だった。タイトルが似てる「のび太と夢幻三剣士」と、ごっちゃにしてたらしい。ま、おかげで新鮮に読めたので結果オーライ。ひみつ道具で地中の大空洞を見つけたら、そこは進化した恐竜人が文明を築いている地下都市でした。というお話。これまでの大長編シリーズと違うのは、はっきりとした悪役的な立場の敵がいないこと。それでも冒険シーンはたくさんありドラえもんで攻城シーンが読めるとは思わなんだ。今回もめぐりめぐって実は伏線だった、という仕掛けもあり。足りないのはしずちゃんのシャワーシーンかな。2021/01/05
本木英朗
24
〈大長編ドラえもん vol.8 のび太と竜の騎士〉である。俺的にはこれが一番だと思っていたのだが、読書メーターの方では、一番低かった感じである。まあ、今だったらやっぱり俺的にも悪いところがあったりもするが、それでもこの作品が、超よかったです、はい。……という感じで次に続く。2023/05/09
山田太郎
24
嫁は最後はあれが締めて終わりと言ってますが、そうでもないような気がするけど。いつもタケコプターで苦労するなと思った。100個くらい在庫しとけば楽な気もするけど、そういうわけにもいかんのかと思いますが。2019/08/13
新天地
16
序盤の秘密道具で作った地下空間で遊ぶ様子や、恐竜が住まう地下世界の描写、地底人がもう一つの人類という設定とそのルーツ、地底の暮らしや文化、そして彼らが何と戦おうとしていたのかという謎等々面白い部分は沢山あった。その中でも怪物や侵略者を出して安易に悪者を登場させなかった点が一番素晴らしかった。しかし、ドラえもん達がいつにも増して早とちりするそそっかしいトラブルメーカーとして物語をかき回す存在に終始していたのが好きではなかった。とにかく勧善懲悪でなくても大冒険が成立するという点が飛び抜けて良かった。2020/10/11