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出版社内容情報
和泉 かねよし[イズミ カネヨシ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美和
21
新シリーズ楽しみにしていました。女王の花が中華なら今作は中世ヨーロッパ。史実でも血みどろの戦いや魔女狩りや宗教戦争が絶えなかった時代、国と国の脆い約束のために嫁がされたのだから、いつ裏切りの姫となって殺されるかもわからない、いつどこで謀られるかわからない王宮での戦い。終わりもなく真意も見えない人と闘うのは難しい。1巻はまだエピローグということでアーサーが王なのか側近なのかも本当のところはまだわからず、アンや他の正妃候補がどう出てくるかもわかりませんが、最後はどんな終わりを迎えるのか今から楽しみです。2018/02/15
陸抗
17
政略結婚の為、E国へと向かった王女アルナ。不穏な噂の流れるE国で、少しでも生存の可能性を上げるため、侍女を王女に仕立て上げ、自分は女騎士として身分を隠した。E国王の一存で全てが決めているかと思いきや、教会が口を出していたり、妃後方が何人も集められていたりと全てがおかしい。実務をしてる人物が王とも限らず、親身に接する人かと思えば陰湿だったりで、敵と味方すら見分けられない。これでまだ本編に入ってないらしく、予想が全くつかない。2021/03/28
よと
15
和泉かねよし先生の「女王の花」がとても好き。この作品も1巻から面白い。弱いものは淘汰される。誰が味方なのか、誰が正しいのか分からない。残酷で血なまぐさい話ですが時々織り交ぜるギャグやキャラのお陰でそこまで重くなってない気がする。あー。この作品を読んだら女王の花を全巻読み直したくなってきた!2020/06/21
わびすけ
14
ここはあらゆる陰謀と策略が蠢く宮殿。ドレスが甲冑、笑顔が盾。女性が自分自身を守るにはあまりにも理不尽なこの世界でできるだけ憎まず争わず生きていければいい。そんな願いが叶うはずもなく…。巻き起こる争乱の行方に注目していきたい。2018/02/12
カモミール
13
騎士として敵国に入った王女アルナ、かなりイケメンです。正妃の争奪戦を巡ってドロドロした人間模様が描かれそうです。2018/02/11