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出版社内容情報
お嬢様のお気に入りは執事の語る怪談?!
19世紀末イギリス。新興ブルジョワジーのお嬢様キャロラインは、眠れない夜に執事のロバートに物語をねだるがそれは・・・?英国ゴシックホラー華やかで怪しい魅力あふれる第1話?5話を収録。
【編集担当からのおすすめ情報】
原案の門賀美央子さんによる作品解説エッセイも見所です。英国の怪談事情やモデルになったお城の豆知識も楽しく読み応えがあります。
うつくしい波津先生の物語世界を存分に堪能できる新シリーズをお楽しみください!!
波津 彬子[ハツ アキコ]
著・文・その他
門賀 美央子[モンガ ミオコ]
企画・原案
1 ~ 1件/全1件
- 評価
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工藤さんちの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
66
ゴシック小説が大好きな執事ロバートの影響で、幽霊、妖精などのお話が大好きなお嬢さまキャロライン。ヴィクトリア朝の時代、立派なお屋敷を持つアーミテージ家が舞台となるこの物語。もう全方位に向かって「ありがとう!」と叫び倒したい!散りばめられたパーツの数々が大好きのもので溢れていて、いちいち大興奮♡「オトラント城奇譚」「淑やかな悪夢」が登場したり、夏の夜の庭ではチャリティーイベントで「真夏の夜の夢」が上演され、お客様は馬車に乗ってやって来たり、ストロベリー・ヒル・ハウスが出てきたり!(⇒)2020/01/15
ネムコ
39
英国風怪談。切られた自分の首を持った美少女に追いかけられたら嫌だなぁ。怪談に因果応報の教訓が含まれてるのも日英共通。怪談読みながら寝落ちする私としては、怪談を聞いて、満足すると眠くなっちゃうキャロライン嬢に親近感を抱きました(笑)2017/10/15
天の川
35
最近、和物が多かった波津さんの久々の洋物。ビクトリア朝、ゴシックホラー、貴族の館、執事、幼さのまだ残る末娘…ときたら、もう鉄板の素材♡麗しの英国シリーズも又読みたくなりました。2019/11/24
しましまこ
32
幸せ幸せ波津さんの新刊!しかも続きもの~♪原作付きでもピッタリの世界観。英国ブルジョアのお嬢様、レディーと呼ばれるにはまだ早すぎる。好きなものは幽霊・妖精・予言に呪い。夜怪談を聞いて満足しないと眠れない。語り手はお年を召された執事様、この方が実はホラーマニアで素敵なの~。執事の甥っ子でお嬢様に振り回されてばかりの可愛い見習い執事さんも頑張ってるわ、報われないけど。楽しい~。コラムの紹介本は即ポチだ!2017/10/15
ぐうぐう
29
波津彬子最新作。タイトルから、コメディを連想して読み始めたら、なんのなんの、ホラーでありました。しかも、かなり怖い。ヴィクトリア朝時代、アミテージ家の令嬢キャロラインは、怪談や奇譚が好きな女の子。眠れない夜には、執事のロバートが語る怪談をおねだりする。その怪談が本格的なのだ。油断して読んでいると、震え上がることになる。各話のあとに挿入されるコラムも読み応えあり。2017/10/11
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