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出版社内容情報
式の前日、さよならソルシエの穂積、最新作
少女のような女将さんがいる古い宿。そこを訪れる客は、失くしたものが必ず見つかるという。不思議に満ちた「失せもの宿」で起こる数々のドラマ、そして秘められた謎とは――。
デビューコミックス「式の前日」、連載第1作「さよならソルシエ」が大ヒットの俊英・穂積が描く、驚きと感動の和風ファンタジー。
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- 評価
あわいの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
179
穂積さんの新刊で、連載ものとくれば、触手が伸びますよね。題名も表紙もあやしい雰囲気漂っているなと思ったら、本当にあやかしがでてくるお話だったんですね。舞台は一軒の宿。失くしたものが必ず見つかるといううせもの宿が舞台です。ところが、この宿にひとりで足を運ぶお客さんはいません。ある男は、失くしたものを思い出せないと言い、ある少年は真っ白いネコを探していると言い、宿に足を踏み入れます。一話完結の物語は、テンポがよくスラスラと読めてしまいます。少女にしか見えない女将が何者かということも気になってしまいますね…。2014/11/07
英知@マンガ専用
162
“うせもの宿”は失った物が見つかる宿として、様々なお客がやってくる・・・とざっくり言えばこんなあらすじ。1話を読んだ時点でなんとな~く、やってくるお客さん達ってもしかして?と思いながら読んだら、やっぱりそうでした。“うせもの”って魂を失った者って意味もあるのかな。1話完結する度に、だんだんと“うせもの宿”の仕組みや秘密が分かってくるのがおもしろかったです!女将さんが子どもなことやマツウラさんとの関係、宿から出られない番頭さんたちの過去など、まだまだ気になることがたくさん!2巻が楽しみ!2014/12/30
くりり
70
門の向こう側の世界。無くした何かを探し訪れる客、宿の女将、番頭、宿で働く者は何を探してるんだろう?2016/06/11
もくもく
69
失くしたモノが見つかる不思議な宿のお話。連作短編が中心で、式の前日を彷彿とさせる、作者独特の情感の表現が、温かいような、切ないような気持ちにさせられます。まだまだ謎な部分もあり、続きが気になります。2014/10/19
まりもん
63
レンタル。不思議な感じの話だなぁって1話目は思っていたけれど、死んだ人相手の宿だとわかっていくと切なかった。2014/11/21