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出版社内容情報
文明が滅び、300年が経過した日本の白虎の村に戦う宿命を背負った少女・更紗が生まれた…!! 愛と冒険のジパング伝説。
みごとに“大仏開眼の式典”をたたきつぶすことができた更紗(さらさ)たち。さらに、奴隷たちも逃がして大仏までも持ち去り、国王の権威を落とすことができた。更紗たちは、蘇芳(すおう)の都に戻ったが、休むまもなく今度は、太宰府の青年代表からの救援要請で太宰府へ。道中、京都の国王側の放った刺客を警戒する更紗たち。太宰府は、亡き四道(しどう)が治めていた都。更紗に同行した四道の妻の千手(せんじゅ)姫は、まだ国王軍が残っている街に飛び出して行ってしまう。一方、大仏殿から脱出した朱里は、今帰仁(なきじん)たちと再会を果たすことができた。そして朱里もまた新たな行動を始めていた…。 ●収録作品 BASARA
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せ〜ちゃん
16
★★★★★ 暗殺者がやってくる・・・そんな恐怖も感じながらの18巻ですが、 千手姫が出産して、少しずつ更紗達との確執が緩んでいくようだ。 更紗たちは四国で、朱里たちは京都で、それぞれに別の地で「国を変える」為に動いているのに、どこかで朱里を感じている更紗。 朱里が次々とその才覚を示し始め、東北では国民を巻き込む戦も無く黒の王を追放する事に成功する。 何となく、また浅葱のひねくれた気持ちが増幅されたような・・・。2014/09/10
お昼寝ニャンコ
13
電子書籍本。四道の都の人に、四道は本当に慕われていたんだなぁ。オリーブの花言葉は《平和》。戦国の世にオリーブを自分の都中に植え続けた四道。千草も言っていたけど、『一人一人と知り合えたら皆が良い人』だったんだろう…四道も。求道が生まれた事で千手と更紗の関係が少しづつ動き始めた。市松と菊音の関係が好きだなぁ。菊音の『やだよ』が切ない。隠密としての自分の未来が判ってるんだろうなぁ…(>_<)。朱里がさらに魅力的になってきた。朱里のした事が更紗の、更紗のした事が朱里の、お互いの為になり、繋がってる事が嬉しい。2016/09/27
まぁねぇ
12
再読。市松さんもカッコ良いですね。四国の人質も助かり、黒の王引退宣言(影武者が)。物語がどっと動いているよ。タローちゃんではなく読者がこの歴史の傍観者です。2022/01/22
枯伍
12
太宰府の残兵から民衆を救いに行くタタラ軍。思わず実家に戻ろうとするも産気づいてしまう千手姫。戦乱の中で生まれた子供はどう育っていくのだろう。四国とタタラの距離も近づきそう。浅葱が一人刺客を排除…したのに忘れられてたとか。一方朱理は京都で四国の人質を解放したり、紫の上の下克上を手助けしたりと暗躍。「タタラが書いた曲を赤の王が振る」の言葉にじんとくる。2017/06/18
002
11
更紗に負けじと、朱理もやってやった!!二人は似た者同士なんだ!!志麻かわいいのに、全くぶれない朱理に安心。市さんよかったよー(涙)菊音ちゃん、嫁に行け!!最上さまの潔さも気持ちいい!!何だかんだで、いい女ばっかり!!2015/11/24