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出版社内容情報
3年ぶりの吉村作品に真っすぐな力をもらう
鈴子(20歳)が、間借りしている部屋の家主は
近所でも評判の厳しい婆さま。
婆さまの言葉は正しく、その生きる姿勢に心を打たれる鈴子。
婆さまの孫、高遠明も加わり、少し意識をしながらも
日々、よりよく生きる方法を身につけて成長します…!
【編集担当からのおすすめ情報】
婆さまの生き方に力をもらう!あたり前のことをまっすぐに語る力に感動!と、読者から熱い支持を得る、吉村明美。
こうなりたい「大人」の姿に、改めて気づくとき、襟をただした清々しい気持ちになります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徳浄さん
11
半年に一度の読み返し本。我儘で非常識で物欲とお金に意地汚くて自分さえ良ければ人の事などどうなっても良いと言う鳩子姉さんの異変。明への恋心とひばり夫人への対抗心から、清掃にかけてはプロ級となるほどにw。鈴子はあわや就職浪人かというところをラジオ体操の縁で和装小物の店に就職できた。この和装小物の美しい事。この2ページに何時間かかったのだろうと・・・w。婆さまの人生の目標「今よりマシな人間になる」にはジーンときた。2017/01/30
まりもん
10
あの鳩子姉さんがバイトを真面目に行っている!社長夫人と喧嘩しつつスキルアップなんて彼女らしい。そんな時に2人の実父が知らないうちに偽装結婚に関わってしまう事態に。何とか書類を取り返して難を逃れたけれど良い人過ぎる実父に皆迷惑だ。2012/10/20
銀
4
久し振りに新刊がでたので、一気読み。婆様のおかげで、周りの人々が少しづつ成長しているような気がします。確かに、すこしは上等の人間で終わりたいといいうのは、一生続く命題ですよね。でも、今まで散々なことをしておいて、最後だけ綺麗にしたい人も沢山いますよね。日々そう思っていて初めて意味のある目標なのかも。2012/08/05
ぽつお
4
ホントに3年待った待望の続巻です。婆さまの真直ぐな性格、台詞が痛快な、夢の真昼。3巻では鈴子、明、婆さまを中心にさらに世界が広がってゆきます。登場人物も増えてきますが、女と女のぶつかり合い、母と娘の対立構造と対比させて鈴子と婆さまの信頼関係の描いています。婆さまの生き方の裏側にある信念を垣間見た時、2人の絆が繋がった気がしてウルっと。血縁よりも情だよっていう前巻の言葉が胸に染みます。そして明の夢は何を意味してるのか? 続きがとても気になりますが、気長に待ちますよ。2012/03/22
あかる
4
「3年ぶりの最新刊!!」全然続き出ないなぁと思ってたら、そんなに経ってたのかぁ。でもブランクはあまり感じないなぁ。アシさんのお陰? 相変わらず婆さまがいいこと言うし、姉ちゃん更正(?)させつつあるし(すごい!)、鈴子はいい子だし、読んでいて楽しい、感動する。2012/03/01
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