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出版社内容情報
いよいよ最後の超重要キャラ、比呂が登場!
圧倒的な読み応え! ゼッタイ誰かに薦めたくなる、少女まんがの枠を大きく広げた珠玉のサスペンスフル恋愛ドラマ!!
19歳で死んでしまった元同級生・折口はるか。そのはるかの母親から「娘が生前つきあっていたという男性を捜して欲しい」と頼まれ、はるかにまつわる謎を追うことにした水帆たち。
そしてついに見つけたのは、折口はるかが生前「便利屋」の岸辺という男にある仕事を依頼していたという事実だった。
岸辺との接触に成功し、直接はるかの依頼内容を聞き出した水帆と矢内。
──その依頼内容とは、かつて成海と坂田が殺しかけた丸尾を捜し出し、手紙を届けてほしい、ということだった。
さらに水帆たちは岸辺から、はるかと成海の衝撃の関係を聞かされる!
その事実を受け止めることができないまま、丸尾に会うため京都に向かった水帆たちだが…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はちこ
29
成海母は本当に血の通った人間なのか?彼女があんな狂った子育て(というか管理?)をするようになってしまったのは、仕事への歪んだ情熱だけじゃない、よね……?家政婦の高田さん大好き。ちみ比呂と高田さんの場面だけで何度泣きそうになったか。卵で合図を作ろうね、とか。でもスフレは別れの挨拶になってしまったっていう事?この出来事も比呂が卵を受けつけない身体にしてしまった要因のひとつなのかな。でもどうして皓まで?折口さんの元カレは比呂でいいんだよね。彼女が怖いと言ったのは、あれかな?と、想像しつつ……も、文字が足りない!2014/04/21
玉響
23
レンタル。初めて他人と混ざりいと思った 自ら殻を破り捨ててでも――「あなたの描く世界が世界で一番大好き」そう言った折口さん。けれどこうとも言った。「あなたが怖い」と。彼はどうしてそんな折口さんの前から姿を消してしまったのでしょうか。誰かを愛して、また愛される事はどれほど果てなき事なんでしょう。人を愛する事は難しい。相手の全てを知り、それでも彼の全てを受け止める覚悟が私にはあったのだろうか。「時々そんな現実から全力で逃げ出したくなる」そう言ったあなたもまた、弱い人だった。僕は君に赦されたかった――2015/07/28
ソラ
18
ついに比呂が登場。丸尾とか出てきてどうなるかと思ったけれども良い意味で裏切られた。舞台が今度は地元・神戸になってちょっと嬉しい2013/01/19
このん
16
久しぶりにシリーズの続きを読む。前のストーリーはおぼろげだけど、成海にはまだ会えていない。(3303)2013/05/23
呉藍
8
成海皓なのか成海比呂なのか……便利屋さんの証言があったとしても、どうしても皓の方だとは思えないです。だって折口さんと一番相性の悪いタイプじゃないかと。わかってたことだけど、成海の水帆への気持ちってひどいなあ(苦笑 でも“好き”をやめられないって、私も「ああぁー」って感じ。成海は巻が進めば進むほど“ろくでなし”なのに、可愛いなあと思うこともあったりして。何でしょうね。2011/12/31