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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
54
家具や家電も一通り揃ったかわいいアパートには魔女のお嬢様とネズミの執事。かわいい執事曰く「わたくしたちはお金には興味はありませんから」と家賃は無料。メルヘン横丁にあるそんな不思議なアパートに住み始めたマーガレットの新しい日々は…。かわいい設定や住人とは裏腹に、自分の死の原因が分からないユーレイ、疫病神であるが故に誰とも共に過ごせない少女、この世に見切りをつけていたおばあさん、最期に会いたくて駆け付けた家族。湿度なく展開されていく日々は切なくも愛おしい。2017/03/23
さくらこ
4
知り合いにおすすめしてもらった山本ルンルン、やばい!これはハマる!ラブリー絵とビタースイートなストーリー。買おっかなぁ♪2014/01/13
もも
3
ビレヴァンにて、かわいい表紙に魅せられ購入。メルヘンな絵柄とちょっとだけダークさも含まれた内容がツボをくすぐってくれました。街並み、インテリア、小物なんかもとても可愛く描かれています。他の作品も読んでみたいです♡2016/03/14
奥山 有為
3
ヴィレヴァンが私の財布を軽くさせる。Amazon以外で売ってるの初めて見ましたよ。見てしまったら買うしかないじゃないですか。恐るべきヴィレヴァン。山本ルンルンの漫画はホントかわいいなあ~。ブラックさはシトラス学園の方が上なんじゃないかなあ。ミス・ポピーシードの過去が切なくて、ぶっきらぼうな優しさがいじらしい。もっとフツーーな額面どおりのストーリーを想像していただけに、いい意味でタイトルと表紙に裏切られました。深いです。2013/12/11
740(なしれい)
3
タイトル通りメルヘンな世界観でありながら、横丁やアパートで暮らす人々を、背景など空間もしっかり描写し捉えた内容。生と死が多く描かれつつ、死後さえも描かれるのはメルヘンたるところか。俗っぽい願いも人間だもんと肯定するマーガレットと友人、欲望に忠実なベルガモット、刹那的に生きていたユーレイ等、人間らしくも一本通った人々が描かれている。女は強く生きるべしなポピーシードが、自分では必要としない種や花を子どもに施すのも魅力。公園にきたポピーシードのわらしべエピソードがお気に入り。2013/01/23