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出版社内容情報
流した涙の分だけ幸せになれます。
とある南の方にある港町では不思議な言い伝えがあった。淋しさを抱えた女性は「魔女」と呼ばれ、その前には猫が人の姿をして現れるのだ。
そして彼らは「魔女」に寄り添うように暮らして癒しの時間をくれる。そんな不思議な町で起きるさまざまな出来事が
可愛くファンタジックに描かれていきます。
淡々とした描写の中に人生もそんなに捨てたもんじゃないさという温かなメッセージが込められています。
ちょっと嫌なことがあった日、何もやる気が起きない日、少しだけ元気が欲しい日にオススメの作品です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
り こ む ん
28
ほんわり暖かくなるのだけど、どこかせつない。良いのだけど、話的には…でも、やっぱり…猫は猫のままがイーかなあ?ちょっと…2巻めになると少年の姿がまどろっこしい…2017/01/27
ゆり
23
どの話も泣けたけど特に「ルーディのキス」が泣けた。ルーディの思いが切なくて。最後の命をあげてもいいと思えた。悲しいけどルーディは幸せな猫やったんだね。2013/07/16
Romi@いつも心に太陽を!
21
書店で衝動買い→2巻だったというオチ付きの一冊(笑) 大当たり〜♪です!皆さんに配って回りたいくらい珠玉のストーリー。この港町は猫町と呼ばれ、少年の姿をもつ猫たちが暮らしている。その姿を見ることができるのは、魔女と呼ばれる寂しい少女たちだけ。九つの命を持つ猫が最後の命を与えた「ルーディのキス」で初っ端から泣き、「ツツシミ貝のスープ」のカシューの震える背中とハルの言葉にボロ泣き。猫たちは気まぐれな顔してとても優しい子たち。いくつもの別れを経て、出会う魔女たちにはいつでもまっすぐ一途。1巻買わなきゃ!2011/01/14
ぐっち
21
1冊目に巻数表示なかったから、続きが出てうれしい・・・。この町のさみしい女の人には、ときおり猫が少年の姿に見える、そしてその姿が見える女の人を魔女と呼ぶ・・・。読みながら目と鼻がずるずるに。今回の話はどれもいいなあ。中でもツツシミ貝のおばあちゃんの話が鼻水出力最大でした。2011/01/08
yourin♪
19
しょっぱなのルーディのキスからじわ~っとしっぱなしでした。ツツシミ貝のスープの「一緒にいることしかできなかった」「一緒にいてくれてありがとう」・・・カシューの背中が・・・せつないなぁ~。そしてなんて優しく心に沁みるんだろう~。 私はタルトが好きなの♡ 3巻にはもっと登場するといいな~♪2011/04/27