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出版社内容情報
ますます好調、幕末大河ロマン最新刊!!
生まれる命がある一方で、戦争のまっただ中に駆り出される命もある。長州と幕府軍の戦端が開かれ、新選組も出陣かと思われていたが……!幕末史にまたひとつ大きな転換期が訪れる緊迫の第28巻登場!!慶応2年(1866年)。嵐の前のひととき…。幌嶋で幕軍と長州軍がにらみあいを続ける中、京では原田左之助の第一子が誕生。新選組隊士は喜びに沸くが、命名をめぐって一悶着…。
【編集担当からのおすすめ情報】
いよいよ28巻です。暗雲垂れ込める幕末の京都。どんなに事態が緊迫していようとも、そこには子供の誕生という個人の喜びもあった。
渡辺 多恵子[ワタナベ タエコ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フキノトウ
29
家茂公ー!!この若さで、激動の時代の将軍職だもんね。心労は計り知れないけど、それを助けようとする医者・良順の気持ちに涙。2014/08/29
小夜風
11
【所蔵】慶応2年(1866年)夏、原田さんに第一子誕生。周防大島口で幕府軍と長州軍がついに開戦。7月20日、第14代将軍徳川家茂薨去。次期将軍は慶喜が濃厚だが、将軍になりたくない浮之助は大坂城から逃げ出し、町中で泥酔しているところを沖田さんとセイちゃんに行き合い…。家茂の病床に近侍する良順が睡魔に勝てず将軍と同衾するところが可笑しくも切なかった。慶喜に一夜の伽を命じられても抗えないセイと何も出来ない沖田。セイちゃんどうなる!?2020/03/03
kiku33
10
セイちゃん、最大のピーンチ!夜伽を命じられるなんて、何てヒロインの性格にピンとこないピンチなんだ(笑)どう切り抜けるのか、続きが気になるじゃないか!それにしても、総司。この巻はひたすら気持ちにヤキモキするかんでしたね。何だかその表情ににまにましてしまいましたよ。ピンチの巻だけど、何だか微笑ましいなと思ってしまうのは私だけでしょうか?2012/03/11
ぐうぐう
10
同じ幕末を舞台としていても、高橋ツトムの『SIDOOH 士道』は感情を描き、渡辺多恵子の『風光る』は人物を描いている。ゆえに『風光る』は、キャラクター萌えを発揮させる反面、登場人物への過剰な感情移入が物語を冗長なものにしていく。とはいえ、歴史の隙間にイマジネーションという名の物語を注ぐのが作家の仕事のひとつだとするならば、『風光る』はその仕事に誠実なまでに忠実だ。2010/06/26
やんやん
8
上様に安らぎは和宮様と過ごすことだったのね。本当に二人はお互いを大切にされていたのだろうなぁ。解明されてないばかりに命を落とされる…。残念だ。 後は総司とせいのラブラブ。2013/03/04