裏少年サンデーコミックス 堕天作戦 〈４〉

山本章一

小学館（2018/09発売）

• サイズ コミック判／ページ数 208p／高さ 19cm
• 商品コード 9784091285478
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

限られた命を持つ者は愛憎に妄執する―――

星の秘密を求め再び樹海に向かうアンダー。
アンダーに復讐を誓う炎術士・ピロ。
アンダーに想いを寄せる念術士・モーラ。

限られた命を持つ者たちは、
望む望まざるに拘わらず、自らの信念を貫くため、
“不死者”を巡り戦場で命を削る。

命の本分はどこにあるのか。
『堕天作戦』激動の第4巻。


【編集担当からのおすすめ情報】
緻密に作られた世界観と、魅力的なキャラクターたちの紡ぐ物語で多くの読者を虜にしている『堕天作戦』。
第4巻では、“不死者”アンダーを中心に、多くのキャラクターが変化を遂げます。
果たして、超人機械の目的はなんだったのか、アンダーたちと共にお楽しみください。


山本 章一［ヤマモト ショウイチ］
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

ようやくレコペル再登場なるも、その姿は・・・まるで鵺(この世界での人造人間、魔獣のよう)。心は純真な幼女のようだが、知力は増し、星に手を向ける姿は・・・。アンダーは仇敵ピロと再会し、圧倒的な火力すら寄せ付けずに倒す。でも見逃すには厄介な相手なんだけど。ピロも良き仇敵になって帰ってくるよね。戴天党のボスも素敵、夢はカネで買うと言い放ちながら、友の夢を棄て切れない。彼に付いて行くシバや師団長の気持ちも分かる。たくさんの良キャラが消えていった４巻。

2023/07/26

[JACK]

☆ 人間と魔人の戦争は様相を変えていく。人間の国家、魔人の国家、人間と魔人が協力するテロ組織「戴天党」、人間に魔人の力を加えた改造人間を持つ研究組織「メイミョー」。人間と魔人は寿命も価値観も違い、本質的には理解できない存在。戴天党トップの「カネでは解決できん信念というのは、往々にして妥協の余地がなく譲り難い負担を相手に強いる。協和の敵だ。」という台詞は現代の世界の混乱に通じる真理。 人生観や倫理観など深いところまで描かれる魅力的な作品。オススメ。

2023/08/23

[フロム]

絵が淡白だから大人しい印象を受けるが相当練りながら漫画を紡いでいるので読み応えがある。一読のみならず二読、三読に耐えらるクウォリティである。伏線も丁寧だし、どのキャラも背景が作り込まれているので感情移入しやすいし安易な勧善懲悪に走らないのは非常に好感が持てる。 続刊がまだかな、まだかなと待ち遠しい数少ない漫画である。 因みに5巻以降は電子書籍である。ふざけてるのか！頑張れよ編集。

2018/11/02

[北白川にゃんこ]

追ってこい雑魚よ

2023/01/05

[なんだ了]

ピロ司令とアンダーのやり取りはコントみたいで面白い。

2019/05/01