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出版社内容情報
一路、新大陸へ!!
ダンテたちへの新たな指令。
それは英国の“植民地”、アメリカへの旅路…!!
突如出現する新手の海賊。その正体はやはり…!?
広大な荒野を舞台に激化する大胆不敵な冒険活劇、第3巻!!
皆川 亮二[ミナガワ リョウジ]
著・文・その他
泉 福朗[イズミ フクロウ]
原著
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
14
昇進試験に合格し、士官候補生から海尉心得となったダンテ達。ダンテ達への新たな指令、英国の植民地〝アメリカ大陸”への航海だった。視察目的の前首相の息子も乗せ、アメリカへと向かうが、途中、海賊に襲撃されて・・・ 2017/08/14
新天地
11
今までは冒険少年漫画として作者のやりたいことを詰め込んできた感じだったが、3巻では奴隷問題という英国をはじめとする列強国の負の側面、さらにはアメリカの先住民の問題まで盛り込んできて物語に厚みが増す。他の皆川作品で例えると英国はアーカム財団同様必ずしも正義のために動いているわけではなく、またシャニと同様に悪一辺倒でもないが、ブルーメン並みの非道さがある。ダンテには百舌鳥さんのように慮って任務を選んでくれる上司もいないみたいだし、或はホープのように放浪する可能性もあるかも。というわけで皆川亮二本楽しみです。2017/07/17
こも 零細企業営業
9
アメリカ大陸に向かう途中に、イギリスの元首相の息子が黒人へのヘイトを吐いていたが、海賊に拉致られ解放されたと思ったら、原住民に襲撃されて逃げたら、裏の奴隷商人に捕まって、綿花農場で奴隷として働かされ‥ 最後は‥無いわ‥キツイよ。2019/04/07
けいこ
7
舞台はアメリカへ。奴隷制度の事も絡めていて読み応えがありました。今回はダンテの魔導器の出番があまり無かったけど、ダンテの魔導器は無い方が悪戦苦闘をみられて面白いのではと思ってしまいました。他の魔導器は有りの方が面白いけど。2017/09/01
サケ太
7
なかなかに重いテーマを扱う今巻。元首相の息子で傲慢なウィリアム・ピット。復活した無名の海賊オルカ。奴隷制の、それが取り払われた先の理不尽さが描かれる。それでも必死で生き抜く事を諦めてはいけない。ダンテの機転。オルカの生き方。面白い。一巻ごとに話が完結するのが良い。2017/07/31