出版社内容情報
子どもを犯罪と地震から守る安全指導
子どもの命を守ることは、家庭でも学校でも最重要の課題です。しかし、現実には子どもの事故は減少することなく、また予想される大地震に対する準備や対応も十分ではありません。これまでの対処的な安全教育でなく、具体的な事実に基づいた体験型の安全指導が緊急に求められています。著者は、科学警察の長年のデータを基に現在の子どもに即したカリキュラムとプログラムを開発しました。例えば犯罪でいえば、児童用テキストには安全な場所、危険な場所を学ぶドリルを掲載。教師用には児童用のテキストにそった形でポイントを説明し、安全教育プログラムの実践方法をまとめます。地震でいえば、1995年の阪神・淡路大震災と2011年の東日本大震災の子どもの被害状況を分析し、地震が起きたらまず真っ先に何をどのように守るのかをテキスト化し、実際に教室で行う安全教育を具体的に叙述します。小学校・中学校が中心の本ですが、幼少一貫の安全教育が必要とされている昨今、幼稚園教育の関係者や保護者にも活用できる幅広い内容の本です。
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