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出版社内容情報
伊藤若冲のすべてが美しいビジュアルで
今なお続く日本画ブームのきっかけとなった天才絵師・伊藤若冲のすべてがわかる和樂ムック第九弾。まったくの無名絵師であった若冲を”発見した”アメリカ人コレクター、ジョー・D・プライス氏の作品を中心に、原寸、モチーフの比較など、さまざまな手法で若冲の魅力に迫る。また、作品にばかり注目が集まりあまり知られることのない若冲の人生、さらには、その絵の魅力にとりつかれ、日本画の大コレクターとなったプライス氏が語る日本画の魅力、日本画の見方もたっぷりと掲載。伊藤若冲筆・『葡萄図』原寸ポスターが付いたファン必見の一冊。
小学館[ショウガクカン]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シフォン
22
江戸時代の絵画のコレクターになったプライスさんの半生と若冲、長澤蘆雪、酒井抱一、鈴木其一、狩野永徳を紹介している。プライスさんは、日本で注目されていなかった1950年代に若冲の「葡萄図」「鳥獣花木図屏風」を購入したとのこと。また、当時は、作者も調べず、専門家の意見も聞かず、気に入った絵画を集めたら日本の江戸時代の絵画だったというからびっくり、日本人より日本人らしい。2017/01/02
tera。
22
若冲の衝撃・・というより、お金持ち凄い・・という印象(笑) 私にとって若冲の作品は自分に気力がない時に見ると圧倒されるのだけれど、自分に元気がある時にはガッツリ受け入れられる気がする、気力のバロメーターみたいなものだ。それにしてもここまで愛されたら若冲も嬉しいだろう。個人的には鈴木其一の作品が好きだ。2014/03/05
夜長月🌙
21
若冲の最大のコレクションを持つのが「ロサンゼルス郡立美術館」とは!いわゆるプライス・コレクション。日本で広く若冲が知られたのは2000年の国立京都博物館以来というからつい最近のことです。2016/01/31
小梅
10
家に帰るまで待てず、行きつけの居酒屋で広げて常連さん達とあーでもないこーでもないと話しながら読みました。 金刀比羅宮の花丸図を生で観てみたいなぁ〜2004年の特別公開のように公開される時があるだろうか… プライスコレクションは凄い。財力のある人の良いお金の使い方だと思う。 素晴らしい本を見せてもらったからと、常連さんにご馳走になっちゃいました。 若冲さま、ありがとう(≧∇≦) 酔っ払いのレビューですいませんm(_ _)m2013/09/06
コーデ21
7
ただいま開催中の「生誕300年記念展」の予習のため、図書館で借りてきました。プライスさんのパッションとゴージャスな邸宅に感動~ww で、昨日上野へ行ってきましたが…なんと朝から200分待ち(×へ×)ヘトヘトになったものの、精緻な超絶技満載の「動植綵絵」の素晴らしさには圧倒されました(〃∇〃)まさに法悦のひととき~☆2016/05/13