出版社内容情報
自分らしく生きることで子育てが楽になる
こうなって欲しい、こうあるべき、に縛られている苦しい子育てをしていませんか?
「どう育ってほしいか」の前に「目の前の子どもがどう育っているか」を見てほしい。子どもはちゃんと自分で育つ力を持っていることを確信できるはず。
それは、お母さんが本来の自分を取り戻すことにつながっていくから。
保育者として、30年以上子どもたちと関わってきた柴田愛子さんが語る「子どもの心に寄り添うと、子どもの気持ちが見えてくる」を信条にした子育て論は、きっとお母さんの心を元気にします。
【編集担当からのおすすめ情報】
こんなときどうしたら?子どもの気持ちを代弁しながら、様々な悩みに応える、読めば元気になる子育てサプリ。「りんごの木」の子どもたちを撮り続けている繁延あづささんの写真が、愛子さんの語りに生き生きと彩りを添えています。
柴田 愛子[シバタ アイコ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆー
4
柴田愛子さん2冊目!1冊目は途中で離脱しかけたが、こちらはとても良かった。感情的に叱ることだっていい。だって感情がなければ叱ることもない。「今日は何したの?」と聞かない。必死に過ごしているからしたこと楽しかったことなどまだ認識できていない。子どもが親を受け入れてくれるのは弱者だから、逆に親が強者だから子供に傲慢。自分が生き生きといきよう!2017/05/08
ツキノ
4
タイトルが秀逸。育児書を読むことはそれだけでプレッシャーになるときがあるけれど、この本はそれがない。教育者としてというより年長者から語りかけられているようでほっとできると思う。著者の体験談も豊富。子育てだけではなく老いた母との旅行など。保育や造形教室を行っている「りんごの木」の子どもたちを撮影した写真もとてもいい。2016/10/07
のん@絵本童話専門
3
幼児期がメインだが、小学生でも参考にできる内容であった。/大人からの様々なお小言は、強者が弱者に対して行う強制命令であること。子供の忘れたは、言いたくないということ。知り合いが傍に居るか居ないかにより、表と裏が違う母親。子供の喧嘩は子供のもの。/グレーを許す。口出し手出ししない。善意の行動にダメ出ししない。兄弟喧嘩は放っておく。他者の目があっても同じことするか?他人の子と思ったら言うか?弱者だと思っても言うか?2023/07/18
mayuko
2
よかったです!親は強者ということを忘れないようにしたいです。2024/02/22
BECCHI
2
日々の子どもの行動に関して、どこのお家でもあり得るのだなぁと思えた。事例が「まさに!」というものばかりで、すごーく読みやすかった。嫁さんに読んでもらいたいとも思うが、無理に勧めずサラリと紹介しておこうと思う。読んでくれたらいいなぁ! 後でもう一度読もう。かなりサラリと1回目読みました。2018/08/10