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出版社内容情報
情報や刺激を脳が正しく知覚できず思考や感情、行動がまとまりを失う疾患――統合失調症。若年層で多く発症し、100人に1人という有病率でありながら、病識を持てないまま孤立していく人たちが、日本中にいる。ゼミでの人間関係をきっかけに引きこもりがちになってしまった大学1年生・桐生悠貴にもその疑いが…。不眠や倦怠感に悩まされる姿を心配する母・知恵に連れられ、ひだまりクリニックを訪れた悠貴。弱井は彼の言葉と苦しみを優しく受け止め、ともに回復の道へと歩み出していく。しかし、妄想や幻聴による興奮状態が家族と周囲を巻き込んで…!? 弱井は、訪問看護師に転職したばかりの白鳥雷音をはじめ、できるだけ多くの「手」で悠貴たちを支え続けようとする。「何度 扉が閉じられようと、僕たちは語りかけ続けなくてはならないんです」 一刻も早く医療へ繋がることで共存できる病――その患者と家族の未来を照らす「統合失調症」編、開幕!!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
27
【統合失調症の治療では、早く医療に繋がるという判断こそが、未来を照らす鍵となる】「統合失調症」編。弱井先生は、統合失調症患者の母親に告げる。「暴力だけは、決して許してはいけませんよ。陽性症状の悪化で暴力的になることはあります。その時はご自身の安全を最優先に。そして暴力は、振るった本人の心も傷つけます。ご家族の呼びかけに対応できない時には、迷わず警察を呼んでください。/どうか覚えていてください。悠貴さん自身は今『助けて』と言うことができないのだ」と。“見捨てる” のではなく、“辛い時間を長引かせない”ため。2025/10/12
毎日が日曜日
7
★★★★ 統合失調症。病名は聞いたことはあったけど、全然知らない事ばかりだった。2025/09/22
水渕成分@小説家になろうカクヨム
5
統合失調症と一口に言ってもいろいろな要素がありそう。頑張るOTのみなさまに花束を。2025/09/20
しなぷす
4
統合失調症…!普通に生活していた大学生の男の子が急にここまでになるとは。親が病気に理解があるかないかでも大きく変わるんだろうなと思うと、恐ろしかった。出てくるキーワードがすごく勉強になるし、知り合いにそういう仕事に就いている人がいたから、そういうお仕事なんだと理解。2025/09/20
いまちゃん
3
統合失調症編。鬱と統合失調の初期症状の差はあるのかな?いやまぁ、どっちも見落とし出来ない病気だけど。なんか、鬱より大変そう。所謂1軍勢って本当マシな奴少ないな。人を揶揄って遊んでんじゃねぇよ!2025/09/24
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