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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
活字の旅遊人
26
法医学は僕もいいなあと思ったことがあるので、この巻の導入は共感! でも臨床はじめるともうね。それ以上にこの巻はOSCEとCBTだ。前者は臨床実習に入る前の実技試験で、後者は知識試験。僕らの頃、試験的に導入ということで、一応受けたんだけど進級に影響なしとは言われていた。それから発展して、恐らく本作はかなりリアルな、しかも全国の医学科共通のイベント(テスト)なんだろうな。ひえー。と思いつつ、そこまでやってきて今の研修医これかよ的に思う自分は、どうなんだろうな。身に付いてんのかな。そこは『まどか26歳―』で。2025/04/29
栗羊羹
8
医学部3年2月、法医学の講義が始まった。講師の先生、「人間の死は、内因死・外因死に分けられる」→「アンナチュラルです」(私は観て無かったので、わからない)日本での異状死は年間17万人、その中できちんと法医解剖されたのは、1万7千人。9割の方が解剖されずに、荼毘に付される。そして解剖には1体40万円かかるのに、予算で認められているのは12万円… 4年生6月、臨床実習で使う白衣と聴診器を学内生協で購入。臨床実習に臨む際、ヘアスタイル(髪の色、長さ)が、すごく厳しいらしい。2025/08/22
かなっち
3
命の重さと向き合い続ける医学×スクールライフ群像劇第10巻。4年生になって、「OSCE」と「CBT」に緊張感いっぱいに挑んでいく様子にドキドキ必須でした。これまでは大変なのは伝わってきましたが、どこかで面白そうと思ってきた勉強や試験が、ここに来て本当に大変そうだと苦笑いしちゃったのです。命を預かる仕事なので致し方ないとは言え、頭の下がる思いになりました。一方で、法医学者による講義で知った「日本の課題」に、やはり日本は遅れているのを実感しますね。そんな小滝原助教の授業が興味深くて、とっても勉強になりました。2025/02/25
笠
2
3.5 医学部4年生になり一般の大学生は就活に精を出す中、医学部生たちは「医師の仮免」とも言うべきOSCEとCBTに挑んでいく。受験の再来というくらいの勉強量が必要だそうで、内定が取れればあとは卒論だけやっとけばいい四大生とはやっぱり過酷さが違うな。知識を問うCBTはもちろん、OSCEでちゃんと実技テストをしてるのも当たり前だけど嬉しい。特にコミュニケーション能力が低いと問診でも正確な証言を得られないし、何より通いたいと思う患者いなくなるからな。ある意味開業医にとっては一番大切な能力なのではないかと思う。2025/02/18
Akio Aratani
2
法医学に進むのか?2025/01/27
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