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出版社内容情報
ホムンクルス、それは時代の中に生み落とされた異能を有する人造人間。鉄の身体を持つ少年・テツヲは、犯罪組織の一員として血と硝煙にまみれた日々を送っていた。だが、ひとりの女性との出会いを機に孤独なテツヲの家族を探す旅が始まる――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろねこ文学
4
ホムンクルス(人造人間)が、自分達の居場所を守るために特殊能力を駆使して、社会悪と闘うお話。絵柄はなんとなくかわいい感じだが、はじめからけっこうグロい闘いがある。空気感が独特で妙なおかしさが漂うが、背景はけっこう深刻な感じ。主人公は鉄のように硬い身体を武器に、仲間と戦う。家族に見捨てられた主人公ミコトは、自分の居場所を守れるのか。ちなみに、私もホムンクルスの作り方の載っている中世の魔道書を神田の某古書店で見つけ、ホムンクルス創造に挑んだことがあるが、人間の新鮮な血液1.5Lを用意出来ず断念したことがある。2024/02/19
ぱ隹越九朗
2
家族愛を求める人造人間の少年・テツヲが同じホムンクルスの仲間や自分を助け出してくれたミコトとの居場所を守るため奮闘する熱さ、セリフでかなり説明していく作風ながら、言葉選びにユーモアがあり、どのキャラクターも一癖二癖ありながらいい奴であることが伝わってくるつくりで大変楽しみな漫画。2024/02/23
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