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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
本木英朗
15
秋も更け行くお月見会。戸鹿野舞衣から告げられた事実に、小路はどう向き合うのか? そして秋分の日。過去と今が、悼む心で結び合う――という第11巻である。今回はほとんど、舞衣の話だろうか? それも、小路と生静、それぞれとの話が、また超よかったです、ハイ!! 流石は作者である。……ではでは、また次の巻でお会いしましょう!!2025/06/28
JACK
13
☆ 元気いっぱいの明日小路が名門女子中学で過ごす素敵な学校生活を描く作品。戸鹿野さんから聞いた両親に関する辛い告白に動揺する小路。「私のことかわいそうって思ってるよね」の台詞は強烈。自分がそんな立場になったらどうするか考えさせられます。何をしたら乗り越えられるのか。忘れていってしまう事を自分で許せるのか。大切な人を失う事について正面から描いていて素晴らしい。オススメ。2023/03/21
ささきち
8
戸鹿野さんの家庭事情の話の続きからでな~偏差値が凄く高くてもど田舎にあるここに来る生徒はそれなりに理由があるってことか。小路はそんな彼女の過去を知って考え続けるのが今回の内容よ。蛇森の方も練習をし続けるのだが時間が足りないと思い始めた時に手を出してくれたのが木崎で小路とは別ベクトルながらも陽のトップなのは変わりなく、陰と陽として蛇森は苦手意識を持っていたけど音楽を通して助けるのが良きですわ。色々と抱えている2人を皆が助けるんだけど、最後の背中を押し合うのは戸鹿野と蛇森ってのが良かったと思います。 2023/08/22
びぜんや
6
明日ちゃんがどまんなかにひとり座っていたはずの作品が、いつの間にか少女たちの物語になり、いい意味で賑やかになってきましたね。共感度高そうな蛇森さんにまつわる物語もどきどきさせられますが、やはり白眉は戸鹿野さんの物語。思いっ切りぶさいくな顔になった明日ちゃんが引き出した、戸鹿野さんの色を失った記憶への懺悔。それをセリフだけじゃなく、リズムで、画面で、彼女たちの行動で描いてきて、巧いなぁ、あざといなぁと思いつつも涙腺が緩んでしまいます。5つ星。★★★★★2023/04/05
とにざぶろう
5
完全に作風が変わったなあ。2023/03/23