- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 集英社 ヤングジャンプC
出版社内容情報
適応障害からうつ病となり離職し、数年家に篭っていた夕霧昇は、精神科医・弱井の助けを借り復職を決意した。就労支援機関で知り合った仲間たちと支え合いながら、なんとか障害者雇用枠での働き口を見つける。一方、昇の指導を任された元アスリートの朝比奈課長は、周囲と馴染めない昇の扱い方が分からず戸惑っていた。「皆さんは一方的に守られる存在ではいられないんです」 弱井の言葉を胸に、少しずつ、自身の得手不得手を同僚に伝えようと努める昇。そして障害者雇用を進める上層部の思惑に気づき、翻弄されてゆく朝比奈は…? 精神障害者雇用の実態と課題を浮き彫りにする!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
47
【障害者になった僕たちの未来を、保証してくれる人は誰もいない。でも、一緒に頑張る人がいてくれるなら…前を向けるかもしれない。たとえ明日が怖くても――】精神障害者雇用編。第5回さいとう・たかお賞の受賞に際し、編集者が書いた「青年誌連載としては非常にファンレターの多い作品」である本作に、このテーマで1巻が構成されたことを喜ぶ。適応障害からうつ病となり離職した夕霧昇は、就労支援機関の仲間と支え合いながら障害者雇用枠で働く。BGM:中島みゆき「ファイト」♪ファイト❕ 冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ♪⇒2022/08/15
なっぱaaua
46
精神障害者雇用の話。自分のメンバーにもいるし以前は採用に携わったこともあるので今の雇用状況がよく分かった。弱井先生の様な先生がいれば患者さんも雇用側や周囲で働く人も幸せなんだろうけど。最近就労継続支援Bの施設を作った人と関わりがあったけど改めてAで取り組んでいることを理解することが出来た。コラム法はいろんな場面で使えそう。夕霧さんが前に進めそうだし、朝比奈さんが理解してくれた事で会社も良くなりそう。大きそうな会社だけどあんな老害役員いるのだろうなぁ。以前に出た谷山さん、才賀さんも元気そうでなにより。2022/12/17
ぱなお
14
「精神障害者雇用」企業での雇用の実情が何となくわかる。確かに障害者と言っても、身体に障害があるわけではないから、見た目にわからない精神障害者は会社で仕事をする上で雇用側との良い関係性を保つのは簡単ではなさそう。雇用する側にも知識と理解が必要。とりあえず朝比奈さんがいい人で良かった。2024/10/22
海(カイ)
11
精神障害者雇用についての巻。あぁぁぁぁ。このタイミングで、みゆきさんの『ファイト!』の歌詞がぁ😭😭😭 この漫画読む度、弱井先生が主治医ならいいのにと思ってしまう。2022/06/19
しろくま
9
「精神障害者雇用」がメイン。精神疾患の方が障害者雇用枠で働くことの難しさを感じました。雇用する側もされる側も、同じ職場で働く人皆の相互理解が大切なのだろうと思います。どれだけの人が他者理解できるのだろう。まだまだ、課題が多いように感じます。2023/09/10
-
- 和書
- KAWAII BIBLE