ヤングジャンプコミックス 超人Ｘ 〈１〉

石田スイ

集英社（2021/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 262p／高さ 19cm
• 商品コード 9784088921662
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

様々な作品の匂いを嗅ぎとれるが、もはやひとつのジャンルとして捉えるべきだろう。超人が歴史を変えた世界。そこにほぼ差別は見えない、ある意味『東京喰種』より進んだ世界観。強さに憧れるトキオが手に入れた力は“ハゲタカの超人”。覚悟も夢もないままのトキオ。そして偶然にも力を手にしてしまった農業少女エリイ。今のところ、真っ直ぐな二人が出逢い成長していく真っ直ぐな物語。コミカルな展開も多いし、舞台設定も緻密、画力も読み易く仕上がっている。期待大！

2023/03/03

[ちびbookworm]

★2.「東京グール」作者なので期待大だったが。。。。（あくまで個人的には）。超人がフツーの世界で、ある事故で超人になる。ストーリーはよくある異能系の範疇を超えきれてない（気がする）。これから面白くなるのかな？？

2023/11/09

[春一番]

いやぁ、なにせ絵がカッコいいから話がベタベタでも全然面白いね。王道な分、ビジュアルの雰囲気のよさを堪能できる。東京喰種では周囲からの期待も重かったでしょうから、今回は石田先生がのびのび自分の好きなように作品を描いて下さればイチファンとして嬉しい限りです。

2024/11/10

[山口透析鉄]

期間限定版でこの巻のみを。 作者の作品は初読ということもあり、ちょっと作品世界に慣れませんでした。超人の発生するメカニズムがもう少し分かりやすければ良いのですが。 メインの少年2人とかは悪くはなかったですよ。巻末の設定資料等が役に立ちました。

2024/01/01

[トラシショウ。]

「･･･「逃げろ」？・何でこの状況で他人を優先出来るんだ･･･？・どうしたらいい？何が出来る？」。千人に一人の割合で異能の力に目覚めた「超人」が産まれて50年後、世界が「国」と言う枠組みを捨てて「県」で分割された1998年の日本を舞台に、行きがかり上「力」を得てしまった少年の苦難を描く。「東京喰種」作者の新作は「ヒロアカ」や「ワンパンマン」を思わせる超人社会を主軸とするアクション。うーん、初回の引き込みは抜群に良かったんだけど、そこから先がちょいと微妙かな？決して悪くはないんだけど(以下コメ欄に余談)。

2022/01/02