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出版社内容情報
かつて伝説の不良集団『紀伊浪』の一員だった矢沢正次は、今や教習所で働く立派な“元ヤン"となっていた。あれから5年、“平成の五大老"出所に端を発する「不良戦国時代」が到来──。元『紀伊浪』リーダー・八坂勝男の想いを胸に、全国制覇を志す正次は、敵国“水戸"へと潜入、見事、五大老・村雨アキラを打ち破る。そして週末が明け、地元へ戻った正次たちは…!?
山本 隆一郎[ヤマモトリュウイチロウ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
笠
1
3.5 紀伊浪6人目のメンバー、畑中元が登場。自衛隊上がりの不器用な男で、政治家のボディガードをしていたところに矢沢と再会。またこの政治家ってのが非常に分かりやすい悪徳政治家で、しょっぱなからいきなり収賄、矢沢の元カノにDVしてぶちのめされる。でも、こういう単なるやられキャラをどこまで丁寧に描けるかで作品の質って決まる気がするんだよな。やっぱりそういうとこで雑さが見えると萎える部分はある。でも畑中はいい感じのキャラなので、薩摩編でどう活躍してくれるのか、たのしみ。2021/12/17
私的読書メモ漫画用
0
正次の元カノが登場し、彼女の苦境を救う番外編的エピソードから、また新たな紀伊紀のメンバーが登場。6人はいささか多すぎて大丈夫かと心配でしたが、今のところ、それぞれにしっかり特徴を付けられていると思います。続いて、すでに顔見世が終わっている陸王のいる鹿児島編へ。ギャグとその挟み方がとても良くなっているのが印象に残りました。2020/09/27