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出版社内容情報
サンソン家家長の責を自覚し、礼法を重んじるようになった兄シャルルと、処刑台で奔放に振る舞う妹マリー‐ジョセフは、反目しあう…。マリーが実力を見せた“立像斬首"から1年後、シャルルは、幼き「ルイ16世」と出会う。彼はシャルルを崇拝し、ベルサイユ宮殿の昼餐会に招いた。集う主役たち、だがそこには血の匂いが…!? 巨大な歴史が今、動き出す──!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃりんこママ
70
表紙絵がどこかで見たポーズ…60年代のお姫様イラストレーター高橋真琴みたい…そして、おわぁあ出た!ミュージカル調♪♪いや、オペレッタ♪♪水野英子!(60年代少女漫画の名作「白いトロイカ」があります)なぜか60年代少女漫画アンソロジーにベルばら要素までプラス+して興奮の連続ですが、花のようなお姫様王子様と歴史の闇の対比が、毒々しく表現されているのでした。私の世代は、きっと鼻息荒くしながら読んでしまうでしょう。首飾り事件のジャンヌ・バロアが登場。2014/12/21
yoshida
61
伏魔殿ベルサイユ宮殿で突然の裁判の罠にかかるシャルル。妹マリーがシャルルを拘束する。ぶつかる二人の意見。シャルルは裁判に完勝する。シャルルの成長に驚く。オーストリアのハプスブルグ家は近隣国との同盟に美貌の娘達を嫁がせる。ヨーロッパを天然痘が襲い、ハプスブルグ家も被害を受ける。画力が素晴らしいため、天然痘の描写も壮絶。姉の死亡によりハプスブルグ家十一女マリア・アントニア、後のマリー・アントワネットは、フランス王太子ルイ・オーギュストへ嫁ぐ事となる。驚異的な画力に引き込まれる。権力闘争も見応えあり!2014/12/19
wata
46
急に兄妹ミュージカル?!(^^;!宝塚へ飛んだ…。シャルル、いつの間に結婚して子持ちに?2015/05/06
くりり
45
急に兄妹ミュージカル♪見~つ~めてごらん~~♪愛~愛~愛~~♪シャルル、いつの間にか結婚して二人の子持ちになってた...2015/06/20
眠る山猫屋
43
まさかのミュージカル仕立てには驚いた!総ての擬音を否定した坂本眞一さんが、更なる進化か!? でもそこは置いといて、オルレアン公の俺様ぶりや、マリーアントワネットの「ま、いっか」にやられちゃう今巻なのでした。2015/01/24