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出版社内容情報
太歳星君の分霊を倒し、永く続いた神代家の呪縛から愛依を解放した夜宵。東京へと戻った一行は空亡と裏で糸を引くなり代わりたちを追う為、未回収の卒業生を集めて、東京の心霊スポットの完全制圧に動き出す。その前に夜宵はかつて入院中に卒業生のプロトタイプ『0期生』が誕生した経緯を螢多朗たちに語り始める…。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
燃え尽きタコ
9
過去編。この手探りかつ、あんま強く無さそうな(本編基準)霊を使ってる感じがポケモン始めたばっか感有って良いですね。2025/08/28
zingug
2
霊を捕獲して戦わせるという、本作の基礎を婆さんの助言だけで独力で編み出す。霊傷の影響とはいえ、夜宵の非凡さが発揮されたビギニング。 それでいて、避けられない師との別れに、実父との再会で自然と溢れる人間らしい感情とドラマ面も抜かりがない。 太歳星君が討伐されてパワーバランスが崩れたことで、霊能力者とぶつかり合う。空亡の前にそんな展開となるか。夜宵が容疑者扱いされてるし。2025/08/06
takashi
1
夜宵の始まりの物語。頭、体、心、眼。霊と戦い捕らえる為に必要なほとんどが既に揃っているのは運命なのか、作為なのか。目を抉る看護師と死神集合体のデザインは不気味で秀逸。しかし改めて、頻繁に致命的な霊に遭遇するこの世界ヤバい。●夜宵が観察と実験で手駒を増やしていくのは新鮮だった。それでも0期生は扱いきれずに今なお封印されるほど危険なのか。●墓前で流す涙は夜宵の数少ない年相応の子供らしい面。その大切さと決意の強さがわかる。●日本各地の有力霊能者はどいつも癖が強そう。対成り代わりで味方になれば心強いが。2025/08/26
KUU
1
野生の悪霊と野生の抵抗者多すぎ問題。過去編終わって霊能者のトップ層がずらっと出てきたが……。異様に漂うカマセ臭。次のページで五～六人首とんでても驚かないほど2025/08/23
よねはら
1
空亡との遭遇以来、様々なものを理解し吸収してきた夜宵が最後に学ぶのが「死別」なのが余りにも辛い。こちらも理不尽な悪霊ども絶対許せへんよという気持ちになります。各地の実力者が一気に出てきましたが、人間対人間はあまり長引かせずみんなで悪霊に立ち向かってほしいところ2025/08/14
