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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
16
☆ 師匠が病に倒れ、先行きに不安を抱える阿良川志ぐま一門。朱音は父を破門にした因縁の相手、阿良川一生預かりとなる。そして物語は一生と志ぐまの出会いを描く過去編へ…。戦後の混乱の中、辛い過去を乗り越えて笑いに変える噺家の強さを実感させてもらいました。巻末に「あかね噺」の前に描かれた読み切りマンガ「タタラシドー」が収録されていますが、これが熱くて面白い短編。こちらも続きが読みたいです。オススメ。2025/04/04
ミキ
14
過去編良かったー。次から新章、楽しみだー。2025/04/06
さとみん
9
興味が持てなかった過去編の収穫は、一生師匠が驚くほど裏のない人だと分かったこと。今でも自分を許してないし、かたわれのことも許していない。だからあんな不器用な生き方しかできないのか!と俄然この先に興味が湧いてきた。あかねを含めた後見人との組み合わせが面白くて、それぞれの弟子入り後も見たいけどそこは話の流れ次第かな。巻末の裏噺も楽しくて、情報共有のタイミングには笑ってしまった。2025/04/05
毎日が日曜日
8
★★★2025/04/07
笠
6
4 ここまでが前座編ということで、いったん終章。二ツ目編は作中三年後から幕が開ける。阿良川一門の成り立ちはわかったが、志ぐまの芸とはどういうものなのかについてはまだ明かされないまま。先代志ぐまはかなり革新的な落語をするタイプだったみたいだから、かなり大胆な創作落語なのかな。何か決まった型があるというよりは、その人なりの個性を最大限に生かした創作スタイルのことを指しているのかもしれない。2025/04/16