内容説明
ミュージシャンの夢を追って上京した男の波乱万丈の物語。2022年春、映画化決定!/「バンアパは理想が低い! サザンを目指せ!」マネージャーの怒声が赤坂の会議室を揺らした。傲慢、横柄、不遜を恫喝で和えた味のする言葉だった。体育教師さながらの体躯をしたマネージャーが、僕たち三人に鋭い眼光を向けている。ホワイトボードには『二〇一三年の目標』と書かれていた。(本文より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まり
1
大阪から上京してきたバンドマン・川嶋の栄光と苦悩の物語。過去と現在が錯綜し、そして話は誰も知らない未来へと繋がっていく。筆者の平井さんも音楽を生業にしていて、元々私は彼の作る音楽、ブログ等で綴る文章が好きでした。これは、自叙伝に限りなく近いフィクションだと思います。バンドとして成功と言える瞬間がありつつも、終始充満している後ろ暗さ。悪い意味ではなく、殴り書きのような雰囲気も感じました。昨今のコロナ情勢を絡めて物語は幕を閉じます。現実世界の2028年、音楽業界はどう変化しているんだろう。2021/08/12
rngsnow
0
時間を無駄にしました 無駄な固有名詞だらけでどこを楽しめば良かったのか分からず最後はななめ読みでした2023/02/13
地球の子
0
バンドマンってだいたい売れない時期を過ごしているって思うんだけど(偏見)、こういう思いになる人も多いんだろうな。音楽に限らず、これをやめてしまったら生きる場所がなくなるから続けないといけない苦痛はあるのかもしれない。2022/11/01
縁
0
この本、とても読んで良かったと思う。 色々思う事考えた事たくさんあったけれど、それを感想として文章にするのはとても難しいな。 また2回、3回…何回も読み直して、その度に感想も考え方も変わるだろうし、響く言葉も違ってくるのだろうなと思う。 何文かとても良いと思ったセリフがあったのだけど、読むのに期間が空いてしまって忘れてしまったセリフもあるので今回の読み方は少し失敗。 あと、「クラファンって言い方がキムタクみたいに聞こえちゃう」ってセリフ、あー確かに(笑)って思った。 映画絶対見よう…。2022/01/29
メイ
0
私はcinema staff のファンで、ベースの三島さんがこの本にコメントを発表していたことがきっかけで読みました。音楽業界の中ではそうなのか…など垣間見えるところは興味深かったです。2022年に映画化されるそうなので観に行きます。2021/10/24
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