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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
155
MISSION:100からMISSION:102まで過去編の続き。前巻までがヘンリーパートで今回はいわばマーサパートというべき展開。戦地を生き延びた彼女は西国(ウェスタリス)で様々な体験をする。読んでいて価値観を揺さぶられるし、切ない顛末には胸が締め付けられた。「わからない」を受け入れることも大切、というマーサの言葉には普遍的な深さがある。続いてMISSION:103からは現代パート。重めの話の後に、フォージャー家がアザラシを観察しに行くだけという落差良し。フランキーがメインの話はコミカルながらも可哀想。2025/03/04
ミキ
112
前巻からの続きマーサの過去話がとても良かった。もっとこういうテイストの話が読みたい。2025/03/04
ネギっ子gen
78
【“大人になったら正しくあれる”なんて幻想だ】前回からの続き。過去を振り返りマーサはベッキーに語る。「世の中はそんなに簡単じゃありません。色々なことがとても複雑に絡み合い成り立っている/“わからない”ということは、とても不安になるものです。きっとそれは動物としても本能なのでしょう。だから“わかったつもり”になって、その不安を解消しようとする/“隣国の人間は悪い人だ”“偉い奴は身勝手だ”そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。それを決めつけて納得しようとすることは、ある種の弱さです。危険なこと」と――2025/03/09
Koichiro Minematsu
41
東西戦争からマーサとヘンリーのストーリーから今をしっかりと考えさせる作者の視点が効いてる巻ですね。2025/06/08
てん06
37
前巻からの続きで、若き日のヘンダーソン先生とマーサの物語は完結。その他盛りだくさんなエピソードの中、デズモンド家はじめ各家の執事の皆さんが登場。デズモンド家の家族4人の食事は、同じ食卓で食事しているのにバラバラ、それぞれの感情が見えなくて怖い。お祭りに連れて行ってもらったアーニャ、最後の「たのしかった!」の笑顔が最高。そんな中、メリンダがロイドの勤める病院へ受診にやってきて…次巻へ続く。面白かった。2025/03/07