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出版社内容情報
世間では上方五段の連勝記録で盛り上がる中、自らの将棋に自信を無くしてしまった大刀遥一郎。念願のプロデビュー戦での敗退で何かが変わってしまった。調子が上がらず負けも続き、更にはプロ棋士引退の可能性も出てしまうが…!? 『本当は誰にも負けたくない』 自らの“凡人”と決めつける棋士と、目の前で燦然と輝く“神様”。そして彼らと同じ時代を生きる人々の物語が始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
19
将棋漫画。30連勝中の将棋界のスターに、デビュー戦で負けてから自信を無くしてしまった主人公。天才になりたかった「凡人」棋士の物語。 ここ最近の将棋漫画にはずれなし、なのだが、本作もやはり面白い。なによりも才能で格付けされる棋界。「他人に期待される棋士になりたかった」という主人公は、どこまで自分を奮い立たことができるのか。 それにしても将棋界は残酷だよな。天才しかいない世界でのプライドをかけた生き残り。だからこそ濃密なドラマがあるのだけれど2024/12/14
恋愛爆弾
11
このあとの国枝戦が素晴らしいのだが、そこまでは入らなかったか。それにしても、これに絵が下手とか言っている読者は何もわかってない。そいつの思う「上手い絵」なんかよりよっぽど素晴らしい、必要不可欠な世界の感動がみっちり描かれています。2024/05/03
イーチェ
4
将棋いっぱい2024/10/13
もだんたいむす
4
天災キャラが紆余曲折してるのは好き。2024/09/28
くろねこ文学
4
世にもてはやされる連勝中の将棋界のスターにデビュー戦で負けてから自信を無くしてしまった主人公が、将棋が好きだという初心にかえって頑張っちゃうお話。主人公の遥一郎は、肩にザリガニ乗せて将棋会場に来ちゃうようなすごく変なやつ。ポンコツで挙動不審で絶対変なやつなんだけど、ほんとはすごい将棋さし。なぜか憎めなくてすごく好き。連敗の危機から自分を取り戻して立ち直る様子がおかしくも健気で好感がもてる。巻末の姉弟子の桃子とのエピソードは、恋愛とはちょっと違うかもだけど、ほっこり、すごく良かった。今後に期待の将棋漫画。2024/05/02