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出版社内容情報
竜王戦の初戦。プロ棋士との対局の緊張と疲れから悪手を放つ月山。劣勢極まる中、勝利をつかめるのか? 一方、ネット界ではSKAYなる人物が活躍を始め、GENとの勝負を熱望するが…。将棋に人生のすべてをかけるプロ達と、ただ一度のチャンスに情熱を燃やす吸血鬼・月山の激しい対局が繰り広げられる…!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
43
それぞれ負けられない、負けたくない理由がある。そして戦いの中で向き合わせれる月山さんや対局相手達、それぞれの将棋への想いが熱く、引き込まれる。・・・でも、本編後の書き下ろしコマかなり笑う。温度差酷い!! 天草先生、どれだけGEN待ち望んでたの!?後なんか中溝さん可愛かった。2024/05/14
有理数
7
吸血鬼が将棋を指す異色の将棋漫画第三巻。引き続き面白い。吸血鬼・月山が次々とプロ棋士を倒していくたびに、月山の存在はプロ棋士たちにも広く知れ渡り、標的とされ始める。プロ棋士たちの矜持。どの棋士にも盤面に向かう信念があり、プライドがある。それが月山に打ち崩されていく姿は、プロ棋士たちの自信を奪う。だが時に、むしろプロ棋士たちの心の炎を燃え上がらせることもある。月山という異分子が躍動する姿は目に見えて楽しい。一方で、月山の絡まない棋士VS棋士の対決も魅力的。次巻へ。2024/08/04
笠
3
3.5 竜王戦6組決勝まで。将棋に限らず、主人公が試合(対局)の中で成長するというのは漫画において必須といえる展開だが、そこに説得力を持たせるのって結構むずかしいよなー。だからベースに天才的なポテンシャルがあった上で、相手も天才クラスになってくると奇策や事前研究によって勝ち上がっていくという点でもやはり『龍と苺』との共通点は多い。苺は「初心者だけど天才」で、月山は「凡才だけど将棋歴300年」という対比も面白い。2024/10/07
よねはら
3
目つきも性格も悪いけど鈴木さんが月山さんの有能サポーターすぎる。これからもあきよしを応援してあげてください。月山さんは相変わらず強者で爽やか満点なんですが、彼の膨大な経験すら圧倒し得る天才の凄さを見せてくれる塩梅が素晴らしい。月山さんが一皮剥ける展開に期待です。2024/02/09
へへろ~本舗
3
プロを凌駕する月山。激しい対局が続く中、昼の対局に身体の限界が。ツンデレ鈴木の微妙だけど強力な援助の元、頑張れ、月山。2023/09/07