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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
51
スポーツ漫画って基本読んでないんだけど『ジャイキリ』とコレだけは・・・(笑)記憶喪失になった智将・要と、要がキャッチャーじゃなきゃ嫌な天才・清峰。二人が野球をリスタートした小手指高校に遂に監督が!そして12巻にして、初めて美少女たちが!な変革の巻。智将とお馬鹿なミックス状態のままな要、記憶喪失から二重人格へ(笑)器用な奴。新監督はニートで不遇な男だが、彼の語りは熱くて論理的、野球を愛するメンバーがまたひとり。構築された戦略は小手指を底上げしてくれそう。そしてアニメ2話同様の一打席勝負の行方は次巻へ。2024/04/14
軟膏
4
再読。葉流火と並び立つ為に作り上げられた理想の男が、もうひとつの人格の智将だった。野球をする為に生まれた智将は消滅を願っており、圭が智将を超え己の存在価値がなくなるのを望む。そんな悲しい話があるかよ…。氷河対帝徳戦は帝徳に軍配が上がるも、甲子園一回戦で名門大阪明盟に完敗。つよつよチームの上には上がいる事を見せつけられた。監督とマネが加入したところにリトルの時の後輩がやってきて勝負することに。2024/04/10
もだんたいむす
4
インターネットの闇描写。あと、現実の学校と紐付けされないように呼びかける作者さん。大変だ。2022/02/05
なさたなだ・ざざす
3
〇 地区大会の活躍の影響から監督、マネージャー、来年の新入生候補などがあれよあれよと集う。監督が宣言した関与のスタンスと「決断疲れ」という概念が興味深く面白いですの。 また主役の二重人格のカラクリや、自チームに勝った帝徳を甲子園で惨敗させた相手校は主役と因縁があったことで、改めての目標が設定されるなど、新章の幕開けといった趣のある巻でした。 毎度言っているような気もするが、秀逸な心理描写に比べ、ギャグ部分が本当に合わない…。スベリ芸的な意図したものなのかもしれないが、これさえなければ個人的に名作なのだが2022/08/28
真霜
3
一歩引いたところから、知る強敵。小手指に縁のある帝徳対氷河の火花散らす熱戦、そして西東京大会での栄冠を手にするのは。しかしあるひとりの捕手の中では二つの人格が複雑に存在し合っていることに…焦る圭に本音を吐露する智将。彼らは互いの求める先に向けて手を組み始めます。今までは近い範囲内で繰り広げられてきましたが、ついに県外の大きな壁が姿を現してきました。遙か向こうにあるその「強さ」と対峙するのが今後気になります。ようやく監督の目処も立ち、恥将笑 念願の女子成分も足されてますます広がる忘却ワールドが楽しみです。2022/01/18