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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
71
後半登場の足利兄弟、特に弟・直義すら理解が及ばぬ兄・尊氏に戦慄。人としての規格を遥かに超えているような存在感、これからどのように描かれていくのか。時行は必殺技を会得、さらに吹雪という軍師を得たが、尊氏の存在感には遠く及ばないだろう。まぁ尊氏を討伐するような架空戦記にはならないだろうからこそ、物語の面白さが光るのだが。続きが楽しみだ。2021/11/04
雪紫
69
表紙の尊氏の圧・・・っ!貞宗の魅力が妙に増し、松井先生らしい敵の個性が出まくる出まくる(あの仏とか)。粟の説明とか(松井先生が食べてないはずがなかった)。尊氏の謎もあるが、神の力、様々なものが最後となる時代にこの物語に生きる彼らは史実以外に何を残すのだろうか・・・。2021/11/05
こら
53
対「悪党」!集団戦へと転化し、ますますヒートアップの面白さ!また、仏画の見開きでの尊氏…この圧倒的蠱惑感…松井先生は、こういう読者を引き入れる魅せ方が本当に上手い。そして、待ってましたの大楠公!一体どんな人物に描いてくれるのやら…カオスかつニッチな時代を、カオスかつエンタメとして描ける才能は本当に凄い。2021/11/20
ヒロ
31
ものすごく強力な助っ人になりそうな吹雪君、颯爽登場。そして悪党達およびボス瘴奸との戦い。鎧兜をつけた武者との戦い方なんてまるで意表をついていて目からうろこ。解説上手の若君もふくめて頭からしっぽまで美味しくいただけます。2021/11/17
トラシショウ。
31
「真剣の本質は押して叩き斬るものではない・要は包丁や鋸と同じで、「引いて」斬る時、最も切れ味を発揮するのです・退きながら斬る・逃げ上手の貴方に最適な事だと思いませんか?」。諏訪領国境の村を訪れた時行達は、子供達だけを率いて襲来する悪党共を三度追い返した二刀流の青年・吹雪と出逢う。抜けた所も有るものの、極めて優秀な彼を味方につけるべく、「必殺技」を修得して悪党の頭目である瘴奸の討伐戦に臨む時行達逃げ若党の活躍を描く活劇編。や、腐乱(敵幹部)の挙動ちょいちょい面白過ぎんか(笑)(以下コメ欄に余談)。2021/11/09