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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムッネニーク
93
33冊目『呪術廻戦 17』(芥見下々 著、2021年10月、集英社) 「葦を啣む」編を収録。真希を主役にしたこのエピソードは正直かなり面白い。けど、人間同士で争ってる場合なのか?日本存亡の危機なんじゃないの? 「死滅回遊」のルールはかなり複雑。文章で読んでもよくわからん。 虎杖悠仁の親の件はかなり衝撃的。半分ホラーで半分ギャグ。 〈全部 壊して〉2024/02/29
眠る山猫屋
88
真希の禪院家との凄惨な決別。全てを喪い、全てを消去して手にしたフィジカルキフテッド。対価は大きかった。夜蛾学長の退場とパンダ先輩の芯の強さ。脹相兄さんだけが和ましてくれる。敵の姿が明瞭に見えてこない展開が続くが、誰を相手に戦えばいいのか。羂索だけではなく、組織の曖昧な闇の深さよ。2021/10/06
鱒子
63
「渋谷事変」からそのまま「死滅回游」へシフト。この巻の主役はなんといっても真希ちゃんです。数巻前のおまけページで直毘人さんが「禪院集合〜〜」と言ってましたが、今や禪院家は……2022/01/19
キク
46
双子の妹の死により禪院真希が覚醒する巻。呪術の主人公は、一応ジャンプ主人公の王道キャラである虎杖になっているけれど、作者の愛情はあきらかに真希や伏黒に注がれている。「持つ者」である五条や宿儺を描くときより、「持たざる者」である真希や伏黒父を描くとき、作者は本当に魂を込めてくる。熱い人だ。呪術は「HUNTER×HUNTER」や「進撃の巨人」と並ぶくらいの名作になるのかもしれないと思っている。(セールス的にはもう並んでるのかもしれないけれど)2022/01/09
藤月はな(灯れ松明の火)
43
前巻と同様、アレな表紙ですが今回は只管、辛い。唯一の癒しは天元様と脹相兄様だよ・・・。天元様、笑顔、可愛いね。同時に夏油は形は違えども、理子ちゃんと会えた可能性があるのが切ない。そして虎杖君が伏黒君に存在意義を貰えて「もう大丈夫」と手を放せる脹相兄様は立派なお兄ちゃんだよ。兄貴認定、おめでとう!そして六人の弟君たちとまた、会えますように。だが夜蛾校長・・・。彼がパンダ先輩へ言っていた「お前にはお兄ちゃんとお姉ちゃんがいる」ってそういう意味なのか・・・(´;ω;`)そうならば余りにも悲痛な魂呼ばいじゃないか2021/10/05