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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Fumitaka
1
齋藤勁吾先生の絵は人体の柔らかさがちゃんと伝わって来る絵で、特に新キャラがピアノ大会で演奏する場面(p. 90)なんかはどこがどう動いているのか読者に伝わって来、勿論それは読者が絵を見て勝手に頭の中で想像している部分もあるんでしょうが、そういうのを引き出すのも含めて作品の持つ力でしょう。ルナとヒナは絡み合いつつも属性が反対というのがやはり効果的で、不可思議な師匠の存在と絡めて正攻法のストーリーを展開している。そしてトーンの少ない白黒の明白な絵。こういった絵柄には否応なく「粋」のようなものを感じてしまう。2023/02/16