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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
228
完結巻。この巻まるごとエピローグのような感じで、丁寧に風呂敷を畳んでいく。とはいえストーリーはちゃんと動いているし、ドラマチックな展開も最終巻にして、ある。いろいろ思うところあれど、最終的には子どもたちに希望と未来がある形で、着地したのは素晴らしく大団円と呼ぶにふさわしい。振り返れば価値観が二転三転するお話で揺さぶられたし、読みどころの多い作品だった。そういう意味では集合写真のような表紙イラストも、感慨深く見える。しばらく時間が経って、作品の印象が薄れてきたころに、初巻から再読してみたい。次回作にも期待。2020/10/11
ゼロ
113
最終巻。終盤の展開はお約束なのか、ご都合主義なのか、判断に迷います。まず、ピーターを追い詰めたエマですが、話し合いも虚しくピーターは自害します。次に農園の撤廃をレウウィス大公から発表されますが、イザベラは鬼に殺されます。そして、人間の世界に行くことができた子供たちは、エマがいないことを知り、捜索します。エマは代償として、家族の記憶を失くしてしまいました。人間の世界では受け入れてくれた子供たち。結果的にエマを見つけることができましたが、記憶喪失のまま。最後までハラハラドキドキした展開でした。七年間お疲れ様。2020/10/18
ネギっ子gen
84
奇跡のような4年間、愉しませていただきました。表紙に全員集合し、穏やかな笑顔がいいですねぇ~、やっと平和に! この漫画が開始した時は、正直、展開がまるで読めなかった!毎巻、こうきたかぁー、と感嘆させられるばかりで……。それにしても、いやぁー、見事なエンディング!あのような苛酷な状況から、今回のラスト――。原作・白井カイウ先生の構想力凄い。敬服しました。そして、その先生のネームを基に、クォリティの高い画質で物語世界を構築できたのは、作画・出水ぽすか先生の卓越した画力ゆえ。両先生・更に担当編集様、深く感謝!⇒2020/10/08
miyumiyu
71
全20巻読了。食用児たちが自由に生きられる人間の世界を目指して、鬼との戦い、次々と難易度が上がる過酷な冒険。 綺麗事が通用しない、絶体絶命の状況でも、仲間との未来を実現するために諦めず戦い進むエマの姿に元気をもらった。そして20巻は泣いた泣いた。最後までどうなるかハラハラしたけど、すっごく良かった。エマ、レイ、ノーマン、すっごくかっこいい!読んで良かった!2021/02/08
くりり
63
最終巻、人間の世界に...記憶を奪われたエマと仲間の再会、甘々な展開、だってエマなんだもん(笑)2020/11/25