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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黒瀬
37
段々と迷走してスケバンバトルが常態化しているがこの路線でいくのだろうか。ぬらりひょんの孫連載時も思ったが、やはりこの人の墨絵タッチな戦闘描写は迫力がある。倒したスケバンがほだされて鍵人に懐く(恋い慕う?)のは辛うじて当初のラブコメ路線が生きているからだろうか。正直なところ、1巻の頃のような純粋なラブコメが読みたかったかのだが仕方がないか。主人公さんはいつになったら表紙に登場できるの…。2019/12/14
レリナ
29
一巻からの話の展開からは考えられないスケバン対決。2巻から展開が変わってきたが、これが本来の話の展開だったのだろう。やはりバトルシーンの迫力がすごい。ぬらりひょんの孫からかなり進化してるのではないだろうか。スケバンを鍵人が活躍して仲間に引き込んでいるのも主人公らしさが出てきていて、かっこいい。次巻ではどんな敵がでてくるのか、楽しみだ。どのスケバンの能力もやば過ぎる。日常が一転バトルものになったので、こういうテコ入れというか作者本来の味の出し方は悪くないね。次巻に期待。2019/12/10
山口透析鉄
20
綺麗な日本人形っぽい炎火さんと、夢野久作が好きな少女マンガ顔のヴァイオリニストのアヤ子さんのエピソードがメインで、憑き物落としっぽい戦いもするんですが、なんか幕間のラフカットに出てくる未確認スケバンとかの方が面白かったような……絵柄は綺麗なのに、ちょっと残念でしたね。2023/03/15
しまふくろう
18
続けて購入。表紙は内容に合わせて雰囲気が変わり、カバー下の仕掛けも内容に沿ってる気がしなくもない。 物語は黒ゆいと因縁があった人達が勝負を挑んでくるスケバン異能バトル物。おどろおどろしい怪異要素もあり独特な雰囲気なのが面白い。主人公一人がラブコメ要素を死守しているのも何だか面白くて良かった。 続きが楽しみ。2020/02/16
のれん
9
これだよこれ、俺がやりたかったのは! と言わんばかりのスケバンバトルものに大変化した本作。固有の能力とルールを押しつけてくるのは作者前作のぬら孫の妖怪を思い出す。 そのルール故の攻略法をラブコメの恋愛と繋げるのは、今作のコンセプトなんだなと感じた。 しかし、全て遅すぎる。この展開から始めていればまた違ったろうに、ハーレムものになっているのも前巻まで楽しんでいた人を振り落とすだろう。夢野久作ネタを拾うキャラとかジャンプじゃ珍しいのに……本当にもったいないと思う。2020/02/10