ジャンプコミックス ＰＬＵＳ とけだせ！みぞれちゃん 〈１〉

足袋はなお

集英社（2019/02発売）

• サイズ コミック判／ページ数 200p／高さ 19cm
• 商品コード 9784088817286
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

夏休みに、はる姉の家に遊びに来たひまり! そして冬の終わりにひまりに拾われ、冷凍庫で時を過ごした雪だるま=自称雪女・みぞれ!! 二人のとろけるような暑い夏が始まる!!

足袋 はなお［タビ ハナオ］
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[猪子]

ひまりに拾われ、春を越し（冷凍庫に詰め込まれてた）夏を満喫する雪女のお話。絵が可愛いのにテンションがコロコロコミックぽい。まだ人間サイドのキャラクターしか出てきてないけど、これから妖怪側のキャラクターも増えていくのかな？

2021/07/23

[紫雲寺 篝]

冬の終わり、最後の雪だるま。そこに現れた一人の少女が道端の雪だるまを持ち帰り、冷凍庫に閉まってしまった。時は夏、その冷凍庫から現れたのは小さな雪だるまの面影を残さない、雪女のみぞれだった……！！1話完結の（1巻時点では？）夏を舞台にした日常コメディ。絵柄も良く、話も王道な展開で、面白いギャグのシーンもあり不覚にも笑えるのだが、どうにもこうにも読みにくい感が否めない。描くべきところの取捨選択、見せたいところの画面への配置が微妙にズレてるような感じもするし、コマ割りが良くないような気もする。

2019/02/05

[祐樹一依]

【◎】たいへんテンポのよいコメディです。とけちゃっても悲愴感が全くない雪女は初めてだ。実は似た何か別の妖怪ではないのか…?　いまのとこおとこのこがでてきていないからかな…。

2019/08/03

[オズ]

姉と妹（？）で暮らす家庭に異類の居候出現。雪だるまの精らしく、暑いと溶ける。雪女っていうよりはジャック・フロスト。不思議な存在が無邪気な子供の遊び相手になる…というとトトロとかオバケのQ太郎とか手塚先生の『雨ふり小僧』みたいな作品のよう。イマジナリーフレンド的。それなりに安心して読めるかと思ったけど、後半は少年漫画的なシーンもありました。表現に対する圧力とはてしないバトルを繰り広げてきた集英社だったので納得。かわいらしい絵だけど、さりげなく画力スゴイタカイ。

2019/11/01

[nais]

終わってほしくない夏休み。面白かった～。表紙のイメージよりもみぞれちゃんの勢いがいい。初登場シーンからしてｗ。はる姉がとてもいい人。寝起きひまりの目つきが。

2019/02/12