ヤングジャンプコミックス改<br> IPPO 〈1〉

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ヤングジャンプコミックス改
IPPO 〈1〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 170p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784088794945
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

「一足30万から」。
一条歩、職業・靴職人。12歳でフィレンツェに渡り、17歳から名門下の靴職人として働いた青年は、22歳の今年、東京にひっそりと店を構えた。その名は“IPPO"。極上を知る青年の店は、安くはない適正価格をとるが、上客、珍客、美しい客……とさまざまな客が訪れる。腕は確か、されど若造。そんな靴職人青年の手仕事ストーリー、はじまりはじまり。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

132
靴職人であった祖父の教えをしっかり受け継いだ主人公。靴を作る工程を見ているとなぜか、「地に足をつけて歩む」という言葉と、人として生きるために必要なものが浮かんでくる。タイトルのIPPOは一歩。主人公の青年の名前も「歩」。作者の意図の全てがここに集約されている気がする。セリフの1つ1つがとても印象的。すごくいい!自分の足の木型があり、傷んだ靴は直し、大切に履く自分だけの靴。素敵な文化だ。そういえば、えすとえむさんの「はたらけ、ケンタウロス」でも靴職人が登場していたよね。靴をオーダーしてみたくなった。2013/06/30

cozicozy

39
【電子書籍】気になっていたえすとえむ作品。靴職人の一条歩の靴職人としての靴とお客様に向き合う姿勢が真面目さ、人それぞれの人生のあり方を描き、とても興味深いです。店名が【一歩】日本人には馴染みのない自分だけの為に作られるオーダーメイドの靴。生活と切っても切り離せない靴は、高価な自分だけのモノで、一生付き合ってゆくものとなる。イタリアという古きものと新しきものが調和をもって時代とともにある場所。この作品で、訪れたことのないイタリアの地、イタリアの歴史に触れてみたいと思いました。出逢えて良かった!です。2016/05/22

ネロ

38
靴職人の祖父に憧れ、イタリアで修行し、若くして注文靴(ビスポーク)職人になり故郷の日本で店を構えた歩。注文靴の文化の根付かない日本で、だからこそ生涯一度きりの注文靴になるかもしれないから、その人の人生に寄り添い新たな一歩を踏み出せるような一足を作りたいと挑戦し続ける姿が凛として美しいです。若いのに老成したような歩の一言一言に誠意が溢れていて素敵でした。2013/03/29

メグ

36
読んだら靴道楽したくなる作品です。歩の靴職人としての矜持とわざわざ注文靴を求めてくる人との思いが合わさって世界で1つだけの靴が出来上がる感動…。元モデルの女性が義足のための靴を注文した時、次の一歩踏み出すためという言葉に、靴は日用品、装飾品なだけじゃなく心の必須栄養素でもあるんだなと思いました。足に合わない靴を何十足も揃えるよりも、たった一足でも自分にピッタリの靴を大切に履き続ける方が心身共に健康で幸せなのではと思うんだけど、最低30万円というのは庶民にはちょっとね~(´・ω・`)2014/03/05

桃水

31
2013/05/08:家族より借り本。新たな一歩を踏み出すための靴が欲しくなるお話でした。続きが気になります。2013/05/08

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