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韓くに、風と人の記録

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  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784845906918
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

内容説明

やさしさと烈しさの國!日本の祖先につながる原風景。親しみと共感!1969年から37年間、韓国のたたずまいと人びとを撮り続けてきた写真の集大成に、識者の「時代の証言」を重ねる。

目次

二〇〇六 清渓川のほとりで
一九六九‐七三 韓くにの残影
柳宗悦―朝鮮にひかれる心(鶴見俊輔)
砂鉄のみち(司馬遼太郎)
儒者に食事作法を学ぶ(辺見庸)
一九六九‐八二 修行僧とその背景
冬のかたみに―幼年時代(立原正秋)
一九七二‐七九 露天商のいる舗道
すさまじい国家意識(大島渚)
朝鮮人とユーモア(金石範)
対馬まで(金達寿)
韓国発見(岡本太郎)
文化の基底にあるもの(金両基/中上健次)
草の上の舞踏(森崎和江)
猪飼野詩集―見えない町(金時鐘)
生野民族文化祭(飯沼二郎)
猪飼野物語り(宗秋月)
「雨の降る品川駅」とそのころ(中野重治)
履きものをぬぐ(横山貞子)
魂の正月(日野啓三)

著者等紹介

藤本巧[フジモトタクミ]
写真家。1949年、島根県に生まれる。十代から韓国の風土と人びとを撮り続ける。87年度咲くやこの花賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミネチュ

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70年代から2000年代までの韓国を写した写真が掲載された写真集。その写真のところどころに司馬遼太郎や岡本太郎をはじめとする著名人の文章が収められています。 すごくいいんですけど、カラー写真だったらよかったのに・・・って感じです。白黒写真ならではの良さがあるんでしょうけど、芸術を理解できない私のような人間には、カラー写真の方がよい。 でも、本当にいい写真集です。今はなき古き良き韓国を見ることができます。2013/11/10

ワタナベ読書愛

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2006年刊行。1969-2006年まで、朝鮮半島を訪れ撮影した貴重な写真と、いろんな人の文章が集められた写真&随筆集。ちょっと昔の人の生活や、田舎の風景、冠婚葬祭の様子、町で遊ぶ子どもたちなどは、温度や湿度、匂いさえも感じられそう。白黒の写真の不思議な力を感じる。昭和の有名人が多く原稿を寄せていて、昭和時代の人の朝鮮半島に対する印象や思いが伝わってくる。令和ほど理解が進んでいない時代に、隣の国の人に対する好奇心や怖れ、歴史問題、戦争や政治問題、文化の違いなどがあったことがわかる。貴重な庶民の歴史の記録。2022/10/04

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