- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 集英社 ヤングジャンプC
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
27
野球マンガ一筋に半世紀。76歳にしていまだ人気連載を描き続ける水島新司氏。近年は出版社と専属契約を結ぶ漫画家が多い中、『少年キング』でキャリアをスタートし、『チャンピオン』『サンデー』『マガジン』と主要少年誌で名作を発表。青年誌でも41年間の連載記録を作った『あぶさん』(ビッグコミックオリジナル)を描いたスポーツマンガの〈巨人〉だ。本作は『ヤングジャンプ』に掲載した一話完結の野球ドラマ。内容については、『野球狂の詩』の高校野球版といった趣。夏はやっぱり高校野球の季節。水島氏の〈くそ暑い夏〉は終わらない。2015/04/08
ぐうぐう
2
『ドカベン』の「プロ野球編」を読んでいて痛感するのは、実際のペナントレースに合わせてストーリーを進行しないといけないので、描くことのできる試合数が限られ、どこか忙しげな展開になってしまっているところだ。しかし、今回「ビジネスジャンプ」で始まった甲子園を舞台とした高校球児ものは、キャラとエピソードがとても丁寧に描けている。それは、現実の時間に縛られることなくストーリーを自由に展開させることができるからだ。『野球狂の詩』を例に出すまでもなく、読みきりというスタイルが水島新司にはとても合っている。2009/07/19
刷子筆男
1
盤石の水島節。高校野球、かつ読み切りなら、どこまでも続いていくのじゃないかと思わせるほどの安定感だ。ドカベンやあぶとは別の意味で。スターシステム(南海権左や上下、五利らが登場)になってるのが面白い。2013/07/07
まはもめっさ
1
やっぱり南海権左がいた!2009/07/26