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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
7
映画化するとかしないとか。本編はかなり昔に読んだのだが・・・。空中都市ザレムで復活したガリィと甦らせたノヴァ。だがザレムは暴走し、選民たちは虐殺されていた。生き残りを護るため、完全ではない身体を駆って戦うガリィ。本編ありきだけれど、勢いは昔のまま。さぁ2巻へ。2016/09/20
がんぞ
7
ある書に「アウシュビッツで神は何処に居たのか?」、神「人間は何処に居たのか?」という問答があった。神も恐れぬ悪魔的衝動で殺し合いまくる。残酷の極みは、ヒトから生の意義を奪うこと、それは不老不死によって達成されるかも知れない。前作のノヴァ教授が不死人となり何を思ったか自分を殺したガリィを復活させ “真実を暴露する者”として振る舞う。“信仰とは信じる対象が偽りと分かっても信じる(振りをする)こと”映像で流布したところで急性アノミーになるのはひ弱過ぎとは思うが、空中都市では住人の精神も地に足がついていないのかも2014/04/24
まつじん
5
こちらが銃夢9巻の続きね2019/05/17
ジュン
5
海外でもカルト的な人気のある銃夢。ガンムと読む。現代性へのカリカチュアのオンパレード。なかでもマッドなサイエンティスト、ノヴァ教授はひときわ輝いている。 「生の始まりは 化学反応にすぎず 人間存在は ただの記憶情報の影にすぎず 魂は存在せず 精神は神経細胞の火花にすぎず...」 アウシュビッツやヒロシマが合理主義なくしてはありえなかったように、ノヴァに表象されるマッドサイエンティストは自由意思、あるいは近代的自我への強烈な皮肉。反社会は反人間ではなく、むしろ人間性そのものなのかしら。2016/01/29
貴人
4
未来SF+格闘+立ちまくりなキャラ+素晴らしい絵+深いテーマ性。これほどツボをついた作品があろうか。まぁ、色々言いたいことがあるのはわかります。最初のシーズンは急に終わらせざるをえなかったとか、本作も途中で終わっているとか。それでも本作は間違いなく日本漫画史上の記念碑的作品であると思う、おススメです。2014/10/17